少々遅くなってしまいましたが、昨年 11 月末から 12 月にかけて、「Cisco Data Center Roadshow 2016 秋」を開催し、無事終了することができました。
2016 年は、4月にも「Cisco Data Center Roadshow 2016」を開催しました。そのときは、熊本地震の影響で福岡で開催できず、 3 都市・4 回の開催になりましたが、今回の「秋」開催では、予定通り、全国 4 都市(東京、大阪、名古屋、福岡)で合計 5 回の開催となりました。その結果、多数のお客さまにご来場いただき、 たいへん盛況のうちに終了することができました。
注目は「ASAP データセンター」と「セキュリティ」
「Cisco Data Center Roadshow 2016 秋」のイベント プログラムをご覧いただくと分かるように、非常に充実したプログラムになっています。とくに今回の大きなアップデートは、イベント前日にプレスリリースを行った、「シスコ ASAP データセンター」の話と、データセンター セキュリティのセッションでした。
「シスコ ASAPデータセンター」の「ASAP」は、Analyze(分析)、Simplify(シンプル化)、Automate(自動化)、Protect(保護)の頭文字を組み合わせたもので、特に英語の ASAP=「できるだけ早く、早急に」という意味も含んでいます。
つまり、分析して、シンプル化し、自動化した、セキュリティの高いデータセンターをできるだけ早く実現するためのアーキテクチャで、それを実現するための製品やソリューションから成り立っています。
そして、このAnalyze (分析)、Simplify(シンプル化)、Automate(自動化)、Protect(保護)、がグルグル回っているところがポイントで、よく仕事のプロセスで言われる「PDCAを回す」 的に、ずっとグルグル回すことで、さらに最適化される、という意味合いもあります。
英語圏では、「ASAP」 という単語だけで強い意味を感じることができるようなのですが、日本でのラウンチにあたり、日本語で何と言おうかと、いろいろ考えてみました。「今!」とか、「すぐに!」や、「今でしょ!」といった候補は出したものの、結局は、A・S・A・P それぞれに意味もあることから、「ASAP データセンター」という言い方にしました。
「今でしょ!データセンター」では、少し時代遅れな感じや、今さら感もありますしね・・・。
# 今なら、PPAP データセンターなら、ウケたかもしれませんね!? (Policy – Performance、Application – Policy = ACI のこと??、かなり強引ですが・・・)
もうひとつの“注目”となったデータセンター セキュリティのセッションは、今回新しい試みでした。セキュリティのスペシャリストによる「データセンター向け セキュリティ ソリューションと本当に必要な脅威対策のご紹介」というタイトルのセッションは、従来のデータセンターのセミナーではお話ししていないような内容になっており、たいへん好評でした。
「セキュリティ」という大きなテーマから、データセンターにおいて、まず何をするべきか、将来的に何をめざすべきか、などの段階に応じた方法を詳しく、具体的にお伝えし、その中でシスコは何をご提供することができるかを紹介しました。そして「本当に必要な」脅威対策を実現可能にする IPS(侵入防止装置)製品にフォーカスし、Cisco Firepower の機能を詳しく解説しました。
イベント後のアンケートからも、改めてセキュリティが注目のトピックであったことがわかりました。
講演資料ダウンロード サイト
講演で用いたプレゼンテーション資料を確認いただけるサイトを作成しました。(ただし、資料は公開できるものに限ります。)
ご参加いただけなかった方はどのような講演が行われたかご確認いただき、ご参加いただいた方はその振り返りとしてご活用ください。
ぜひ、こちらのサイトにアクセスしてください。
http://www.cisco.com/c/m/ja_jp/training-events/events-webinars/postevent/2016-dcrs.html
最後に
今、大きく成長しているデータセンターのエリアでは、新しい製品やソリューションが続々と発表されており、我々も全国のできるだけ多くのお客さまに最新の情報お届けするため、オンラインのコンテンツはもちろん、ご参加いただけるイベントも開催しています。
2017 年、また新しいテーマが目白押しです。
今後も、シスコ データセンター製品、ソリューションにご期待ください!