直前までエントリーを悩んだ末の決断でしたが、カザフスタンでのアスタナ大会へ行ってきました。
まずなぜ悩んだのかというと、9 月の試合に向けた調整や準備と、来年開催される大会へのエントリーを狙ったマネージメントなどの要因からでした。
カザフスタンへは初の渡航となるので、試合会場が立派だという話は他国の選手から聞いてはいたのですが、滞在先の環境面などには少なからず不安もあった為、以降のスケジュールを考慮し今回はシングルスのみのエントリーとしました。
結果はベスト 8,準々決勝敗退でした。
自身で設定していたポイント獲得のラインはクリア出来た点と、コンディショニングの成功には手ごたえを得ています。
ただ、準々決勝の試合は勝ちを意識した結果からか、かなりの力みが生じていて、ここ最近で最も悪いプレーをしてしまっていました。
これは大きな反省点であり、大きな課題だと痛感。
でもその課題を自覚できたこと、得られたことは大きな収穫でもあり、またより具体的ないいアドバイスも現地で得られたので、次に向けて取り組んでいきます。
初めて訪れたカザフスタンは実に素敵なところでした。
何よりもまず現地スタッフの「おもてなし」の意識の高さに感動を覚えました。
カザフスタン国民として、アスタナ市民としてみんなをもてなす、そんな心意気を感じました。
そしてこの時期の気候は空気も乾いていて実に過ごしやすく、朝晩は 20 度を下回るほどの涼しさ。
平原に広がる町並みは緑が多く空がものすごく広い!
通り抜ける風も実に心地よいものでした。

いたるところでビルなど大きな建物が建設中で景気の良さが伺えます。
食事も美味しかったのですが、やはり肉料理が中心で特に脂身の少ないヘルシーな赤身が主体な点と、特にビーフ・ストロガノフの頻度の高さには食文化を実感しました。

大会期間中に現地テレビ番組のインタビューを受け、「カザフスタンの印象」等を聞かれたりもしました。
今回得た課題をしっかりと消化し、更なるステップアップと目標達成を目指し頑張っていきます。
まずはこの暑さに負けないよう、コンディション維持をしっかり心がけます。
皆さんもどうぞ気を付けてお過ごしください。