今年の 7 月にCisco Japan ブログで参加者募集中と案内をした「NetRiders Competitions」が、まさに今、開催されています。「NetRiders Competitions」(以下、NetRiders)は、Cisco Networking Academy が主催する、ネットワーク エンジニアを目指す学生の技術と知識を競う国際大会です。
今年の NetRiders への応募者数は、日本だけでも 94名!アジア・パシフィックも加えると、5,000名を超えていました。昨年までの NetRiders は Cisco Academy 単位のチーム戦だったのに対して、今年からは個人戦に変更されました。そのため、サイトを見た個人での参加や、Cisco Academy のクラス全員参加などもあり、このような大盛況な数字となりました。
ここで改めて、NetRiders がどのように実施されるか紹介することにします。
実施コース
NetRiders には、「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」「CCENT(Cisco Certified Entry Networking Technician)」「IT Essentials」の3つコースがあります。Cisco Networking Academyのコースに沿った内容となっていますので、自分の受講コースに合わせて選択できます。
それぞれのコースには、予選(Round 1)と本選(Round 2)があり、CCNA についてはさらに Cisco US 本社訪問を目指した Round 3 があります。
実施方法
問題はすべて英語での出題となり、NetRiders の Web サイトに掲載されます。参加者は、実施日になったら自分からサイトにアクセスして解答します。Round 1 については、日本時間で朝 10 時半から夕方6時半までの間、インターネットへの接続環境があれば自宅からでもアクセスして問題に取り組めます。参加学生たちは、当日に授業があっても、自由な時間に参加できるわけです。
Round 2 も Round 1 と同様に 10時半から 6時半まで Web サイトに問題が掲載されますが、Cisco Academy のインストラクターが監視員となり、各 Cisco Academy からサイトにアクセスして解答していきます。
Round 1 から Round 2 へ!
アジア・パシフィックおよび日本では、Round 1 が 9月3日に開催されました。ここで、60%以上を得点した Cisco Academy 単位での上位 5名が Round 2 に進みます。日本の 94 名の参加者のうち Round 2 に進んだのは 12名(CCENT 4名)、CCNA(8名)でした。
Round 2 はすでに 10月1日に実施されました。Round 2 の結果は、10月6日に発表され、ここで IT Essentials コースと CCENT コースの勝者が決定します。
CCNA コースは Round 3 への進出者が決まり、10月 15日にアジア・パシフィックおよび日本の 17か国でNo.1になった学生たちが、US のシスコ本社訪問をかけて競います。
次回は、各コースの結果と、学生にインタビューをした感想をレポートします。