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第 3 回 Catalyst Meraki D-1 グランプリ参加者向け MT センサーのご紹介(第 2 回)

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MT10、MT11、MT12 のご紹介

今回からは、MTセンサーを1つずつ取り上げて、設置方法やMerakiダッシュボードで各測定項目がどのように表示されるのか、といった情報を紹介していきます。

MT10 温度/湿度センサー

MT10 は温度/湿度センサーで、MT10 本体内のセンサーで温度と湿度を測定するものです。電源は、電池もしくは別売の USB-C 電源アダプタを利用可能です。

Meraki ダッシュボードでは、以下のように測定値を確認することができます。

 

 

MT11 プローブ温度センサー

MT11 はプローブ温度センサーで、以下の別売の 2 種類のプローブのうちいずれか 1 つを選んで購入し、それを MT11 本体に繋げて使用します。温度の測定はプローブの先端にあるセンサーで行います。

  • Bare Metal Temperature Probe
  • Glycol-encased Temperature Probe

 

MT11 本体とプローブセンサーは以下のように接続して使用します。

 

以下に、2 通りの設置例を紹介します。
1 つ目は、冷蔵庫のドアパッキンの伸縮性を利用して、プローブセンサーを庫内に設置する方法です。

この設置例の Youtube 動画は、以下からアクセスできます。

 

2 つ目は、冷蔵庫の側面に穴を開けて、プローブセンサーのケーブルを通す方法です。

この設置例の Youtube 動画は、以下からアクセスできます。

Meraki Probe Sensor MT11 Installation – Installation via Drilling

Meraki ダッシュボードでは、以下のように測定値を確認することができます。

MT12 水漏れ検知センサー

MT12 は水漏れ検知センサーです。エアコンの水漏れや、豪雨や洪水などによる家屋への浸水を検知するために利用できます。
MT12 の本体に、別売りの漏水検知ケーブルを接続して使用するもので、この漏水検知ケーブル自体がセンサーになります。

 

Meraki ダッシュボードでは、水漏れを検知した際には、以下のように表示されます。

今回は、MT10、MT11、MT12 の 3 つのモデルについて紹介させていただきました。
次回も引き続き、残りの MT センサーを 1 つずつ取り上げて紹介していきます。

 

Authors

Nobuyuki Otomo

Technical Solutions Architect

Cisco Meraki

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