毎年関西で開催されているこの大会、2 年ぶりに出場してきました。
2 年ぶりというのは、実は昨年はエントリーしていて会場へ向かっていたのですが、その途中で発熱し棄権したからなのでした。
これまではずっと大阪で開催されていたのですが、去年から会場が神戸市となり、今年は去年とはまた違う会場での開催でしたので、環境面では全選手イコール・コンディションとなったのでした。
東京は 20 度を超える暖かい日だったのに、会場は恐ろしいくらいの寒さだったのが印象に残ります。暖を取るために日向ぼっこをしにいったほどでした(笑)
この大会は障害によるクラス分けは行われず、ただ「車椅子クラス」「立位クラス」とだけ分けられ個人戦と団体戦が開催されます。ちなみに個人戦は上位クラスの G1と下位クラスの G2 で開催されます。
G1 に出場する選手にとってこれは事実上の「国内車椅子最強選手」を決める大会です。
障害の重いクラスの選手はより不利にはなりますが、本人からすればそんなの関係ないと、全国から主だった選手が一堂に会する伝統ある大会です。
僕は個人戦 G1 に出場。ベスト 8 で敗退となりました。
団体戦は僕のホームである卓球場 T.T Labo のチームで出場。4 チームのリーグ戦で 1 位のみがトーナメントに出場出来るのですが、2 勝 1 敗で 2 位の予選敗退でした。
結果は自身の目標ラインには到達できたので良かったのですが、内容は納得のいかない部分も多々あり、逆にそれだけ自身のデータ収集が出来た点は大きなプラスになりました。
先月から試合などが続いていて、今月もパラ卓球の普及イベントに協力するなどで慌ただしいスケジュールだった中、この試合を良いコンディションで迎えられたことは一つの自信につながります。
フィジカル面ではトレーニングの成果を実感でき、技術面での課題を多く得られたのもこうした大会だからこそだと思います。
今年は例年の全日本の開催が早まる予定なので、そこに照準をしっかり合わせて取り組んでいきます。