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第14回全日本パラ卓球選手権大会(肢体の部)、シングルスは4位に終わりました。

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非常に悔しく残念な結果です。

11月19,20日に武蔵野の森で開催された全日本パラ卓球選手権大会、僕はシングルス(クラス3)では準決勝で敗退し3位決定戦でも敗退して4位に終わりました。

今年は優勝をと挑んだ大会だったのに、だからこそ意識しすぎていたのか力が入っていたのか、フィジカルのコンデイションは悪くないのに頭(思考と感情)がどうもスムーズに機能しておらず、十分なパフォーマンスを発揮できないままに試合を重ねた感があります。

シングルスのほかに男子ダブルス(クラス合計8以下)と混合ダブルス(クラス合計7以下)にも出場し、男子ダブルスでは3位、混合ダブルスでは予選敗退となりました。

 

卓球という競技は「100m走をしながらチェスをやるようなもの」という表現をされますが、今回は、走ってはいたけどチェスをうまくできていないという様な内容で、特にシングルスではすごく悔しい結果となりました。
例えるなら、OSは立ち上がるけどスムーズに作動せず重たくなっている、必要なタイミングで的確なデータやアプリを起動できない、アウトプット出来ない、そんな状態でした。

前半リードしていても流れを相手に渡してしまう、逆転を許してしまう。フィジカルのパフォーマンスにメンタルが蓋をしてしまう、そんな悔しさが残る結果でした。

なぜそうなったのか、何が良くなかったのか?

それは試合当日だけでなく準備段階からいくつかの反省点がありますので、それも含めしっかりと修正していこうと思っています。

ただ、これまで積み重ねてきたものの手ごたえも得てはいるので、今回の反省を糧とし、更なる成長へ繋げていきたいと思います。
環境がどれだけ整えられていようと、ベンチがいようと、仲間がいようと、コートに立てば自分一人なのが卓球。

 

思考と感情のコントロール、情報収集、データ分析、そしてアウトプットとなるパフォーマンス、誰かをあてにするのではなくすべてを自分で行っていく必要があります。その為にはどんなトレーニングが必要なのか、どんな積み重ねを行うべきなのか、まず自分でしっかり考えて、時に修正を加えてもらいつつ、常にベストのパフォーマンスが出来るよう取り組んでいかねばとあらためて思わせられた大会となりました。

来年3月には神戸でジャパンオープン(国内大会)が開催予定ですが、その前には代表選考会もあります。
次に向けてまずは日々のトレーニングをしっかり行っていく。コンディショニングには十分に注意を払い、隙間を生まないよう積み重ねていこうと思います。

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