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チェアウォーカーの感染症対策 3つのポイント

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緊急事態宣言解除翌日からようやく練習を再開でき、また新たな一歩を踏み出せました。

しかし、まだまだ予断を許さない現状なので、気を緩めずにいようと思っています。

さて、本来はもっと早く書くべきだったと後悔・反省していますが、今回はチェアウォーカーの感染対策について書かせていただきます。

注意点は主に以下の3点です。

1. 手を清潔に保つ
2. 車椅子を清潔に保つ
3. 社会的距離を維持する

これは海外の専門家が提唱するもので、パラ選手を通じて僕のところにも回ってきた情報です。

詳細は以下の通りです。

 

1. 手を清潔に保つ

1については、僕のようなチェアウォーカーは車椅子を手で動かします。タイヤに触れることも多々あるので、必然的に手が汚れます。その分だけ、感染のリスクが大きいということです。
ですので、まず手を清潔に保つことを意識する。手袋を使用するのも有効だと言われます。
僕は季節を問わず手袋を着用しています。これは、手が汚れるのが嫌というだけでなく、手でブレーキをかける際に手が熱くなるのが嫌だったので、ということからですが、その習慣が今は幸いしています。

 

2. 車椅子を清潔に保つ

2については、まずどうしてもタイヤが床や地面の汚れを巻き上げてしまうということ。さらには、ハンドリム(タイヤについている手で漕ぐためのリング)もタイヤ同様に汚れやすいということ。また、小さな前輪も同様に汚れれば巻き上げもするはずです。
また、アームレストもタイヤに近い位置にありますし、手で握る、触る箇所でもありますから、この部分も注意が必要です。
電動車椅子の場合は操作をするためのスティックも注意すべき点です。

 

3. 社会的距離を維持する

そして3。チェアウォーカーはどうしても顔の高さが低い位置になります。相手が立っていれば、自分の顔の高さは相手よりも低くなりますので、飛沫のリスクがより大きくなるというのです。その点を十分に踏まえ、距離や位置にも注意しなければならないと思います。

チェアウォーカーも同じ社会人です。生活するためにも社会活動は欠かせません。しかし、こういう状況下においてそのリスクはより大きなものなのかもしれませんし、万が一感染した場合においても、必要とされるケアもまたより大きなものになり得ます。
ですので、チェアウォーカーこそまずは最大限の注意を払い行動することが必要だと考えます。

 

皆さんの周りのチェアウォーカーも注意していると思います。その点のご理解をどうぞよろしくお願いします。

そして、このウィルスに対する1日も早い世界の克服を強く祈ります。

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