世界は 3 ヵ月で様変わりしました。かつてない数の人がリモートで勤務しています。IT チームはキャパシティを拡張すべく 24 時間体制で作業し、負荷を処理するために新しいソフトウェアとサービスの導入を進めています。リモートワークの増加に便乗すべく新たなマルウェアファミリが登場し、スパムやフィッシング攻撃も急増中です。
こうした状況により高まるセキュリティ計画と脅威対応のニーズに応えるため、Cisco Talos インシデント対応(Talos IR)チームでは新たな低料金を設定します。対象となるのは本格的なインシデント対応サービスで、7 月 25 日までの期間限定です。Talos IR の特徴は、経験豊富なインシデント対応コンサルタントです。Cisco Umbrella、Duo Security、Cisco AnyConnect による保護を一層強化し、従業員全体のセキュリティを確保できるよう支援します。
こちらのウェビナーでも解説されていますが、Talos IR のリモートサービスは、次のようにライフサイクルの段階を問わず脅威対策を強化します。
- インシデント対応計画をまだ未策定ですか?あるいは、最後に見直してから時間が経っていますか?対応計画の策定に欠かせないロードマップを、経験豊富なコンサルタントが作成します。
- 対応計画は、できれば年に一度以上の頻度で見直すべきです。お客様に応じて準備されたインタラクティブな机上演習(TTX)により、現状の長所だけでなく、方針、手順、プロセスに抜け落ちている部分がないかも確認できます。机上演習はリモートで配信可能です。
- 技術的に準備ができているか、準備状況アセスメントにより確認できます。過去のインシデント、現在の担当者、組織設計、パッチ適用能力、ログ機能など、複数のデータポイントが評価され、それらに関する推奨事項も提供されます。
Talos はシスコの一部門であるため、今のような厳しい情勢でも比類のない支援を提供できるという強みがあります。時代は大きな転換点を迎えています。そこで Talos IR でも、お客様の顧客や従業員、家族をより簡単に保護できるようにサービスを調整しています。たとえば Cisco Capital プログラムを利用すれば、セキュリティを強化しながら、2021 年まで支払いを延期することができます。
ご質問がある場合や、Talos インシデント対応について詳しくお知りになりたい場合は、シスコの担当者までお問い合わせいただくか、pandemicsupport@cisco.com 宛てに電子メールでご連絡ください。
本稿は 2020年4月22日に Talos Group のブログに投稿された「Talos Incident Response announces new, lower price through July 25」の抄訳です。