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動画ワンシーン公開/ボールを打つ繊細な感覚を失わぬよう、今できること

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こんにちは。

トレーニングは出来ても、台でボールを打つ練習が出来ない毎日なので、自宅でコンコンとボールを打っている渡邊です。

無理をすれば練習できないわけではないのですが(相手がいなくてもマシンなどで打つことも出来ます)、今はそうすべきではないと思うので、自宅でのトレーニングと時々の近所のランニングに徹しています。

ですが、ラケットでボールを打つ感覚は凄く繊細でありもありますので、それを失わないことが今注意すべきことであり、コーチとも「今何をやるか」を考えた上、再スタートの際にダッシュ出来る準備を念頭にトレーニングを行う毎日です。

では、せっかくですからその「感覚の大切さ」が分かりやすい練習のワンシーンを披露しましょう。

これは車椅子だからこその「技」で、実は見た目以上に難しい技術です。
相手の手の届かないところにボールを落とす。
これが簡単なようで凄く難しく、限られたそのポイントにボールを「落とす」のは繊細かつ高度な「感覚」と「技術」も要します。少しでも甘くなれば、それは相手のチャンスボールにもなるので、一般の卓球では考えられない打ち方になります。

僕も試合でこれをやられて失点するというシーンは今まで度々ありました。

車椅子の相手にそれが有効なのは分かりますが、でも正直、観る側からすると「こずるい」プレーという印象を強く感じますし、「スポーツマンシップ」においてはどうなのだろう?という思いもあるので、僕は試合で使うことはありませんでした。これに頼るような試合展開は性格を疑われそうなので控えることを心がけています(笑)

けれど、対策練習の一つとして、また感覚練習の一つとして、コーチと遊びのような感覚でやっています。

1日でも早く、これまで通りに活動が出来、その成果を試す試合が出来ることを、社会が「普通」に動き出すことを切に願いますので、今しばらくは我慢を続けます。

みなさんもどうぞくれぐれもご自愛なさってください。

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