6 月 15 日から 3 日間、味の素ナショナル・トレーニング・センターでの強化合宿に行ってきました。
本センターでのトレーニングは、選りすぐりのアスリートが集う場で練習できるという喜びを感じると同時に、ある意味試合以上の緊張感もあり、何度来てもその感覚が新鮮で、心身ともに引き締まるところにどこか由緒あるお寺や神社へ来たような気さえする、僕にとってはそんな神聖な空間です。今回も充実した良い練習ができました。今後のホームでの練習に磨きをかけるヒントも得られましたので、これをしっかり活かしていくつもりです。
合宿中の食生活についてお話ししたいと思います。食事は、施設内のダイニングで 3 食取ります。いわゆるブッフェのスタイルになりますが、メニューはそれぞれ栄養価やカロリーを深く考えられています。主菜、副菜、生野菜、汁物、主食、フルーツ、さらにはデザートまで、バリエーション豊かにそろえられていて、数もボリュームも選手が自分に合った内容を選んで利用できます。ある意味そこでも選手の「本気度」が問われる、そんな空間でもあります。
私は、朝食については毎日決めたものを取るようにしていて、合宿中も同様のメニューを選択します。ランチでは、主菜は取らずに主食のピラフなどをメインとして、あとは卵、青菜とフルーツで軽めに抑えるようにしていました。
もっと食べたい気持ちはもちろんありますが、午後の練習に差し支えのないボリュームを最優先することにしています。タンパク質は補食で適宜 摂取しているので、ある程度の炭水化物で大丈夫というのが自分のスタイルです。そして夜に主菜、副菜(複数)、サラダ、主食、汁物、フルーツ、そしてコーヒーというのがいつもの組み合わせです。
身体は食べるもので出来ていますから、1 日のトータルバランスをしっかりと考えて食事を取ることが大切ですが、さらにはそれを楽しんで食べることで、身体だけでなく心への栄養も得ることができると考えていますので、心身ともに「明日を作るのは今日の食事」、ということを心がけています。時々甘えてしまうこともありますが(笑)
今年も夏がやってきます。みなさんもこれからの暑い季節を、まずは食生活で無事に乗り越えていけるようお気をつけください。