こんにちは、Shownet でエンタープライズ製品を担当しています SE の長尾です。
2019 年 6 月 12 日から開催されている Interop Tokyo 2019 にて、Cisco Catalyst 9600 が、エンタープライズ IT 部門の準グランプリを獲得しました。
Shownet のトポロジー上では、下図の青枠内に位置しており、他社様の機器とは 100Gbps のインターフェイスで接続しています。役割としては、出展社ネットワークの収容で、今回の Interop に出展をしている 222 社のブースのネットワークを収容する重要な役割を担っています。
Catalyst 9600 は、今年リリースされた最新のモジューラ型スイッチで、キャンパス ネットワークのバックボーンを担うコア スイッチとなります。既にご存知の方も多いかと思いますが、ワイヤレス製品についても Catalyst シリーズへ統合されているため、Catalyst 9600 の登場により、エッジからコアまでネットワーク全てを Catalyst シリーズで構成することが可能になりました。
また、Catalyst 9000 シリーズの特長として、全てに自社開発の ASIC である UADP を搭載しています。その中でもCatalyst 9600 には、最新の UADP 3.0 が起用されており、転送性能やソフトウェアの拡張性を大きく向上させています。
さらに、Catalyst 9600 は、単に既存の Catalyst シリーズのマイグレーションを担っているだけではなく、次世代のネットワークに必要となる、自動化、可視化、セキュリティといった機能に特化しており、弊社が推進している、インテントベース ネットワーキングの要ともなる製品です。
最後になりますが、Interopでは、Shownet 会場の NOC ラック#12 に収容されていますので、お立ち寄りの際には是非ご覧になってみてください。