明日 6/12(水)より、インターネット文明開化と銘打って「Interop Tokyo 2019」が開催されます。今年もシスコはトップクラスのコントリビューターとして、多数の最新製品・最新ソリューションを ShowNet に提供しています。現地での環境構築にも多くのシスコのエンジニアが参加し、ShowNet の成功に貢献しています。
ShowNet では、「HotStage」と呼ばれる環境構築期間があります。Interop の約 2 週間前から始まる HotStage では、現地の幕張メッセにてゼロから ShowNet の構築作業を行います。この HotStage 期間中に、ShowNet そのものの構築をはじめ、マルチベンダー間での相互接続試験や様々な検証が行われます。シスコは機器の提供と共にエンジニアもこの HotStage から参加し、ShowNet の中心メンバーである NOC(Network Operation Center)や一般公募のボランティアスタッフ(STM)の方々と協力しながら構築作業をサポートしています。
それでは、今年のShowNetへ提供しているシスコ機器、ソリューションを各テクノロジーエリア毎にご紹介します。
コア ネットワーク
ShowNetのバックボーンを支える機器として、Cisco Network Convergence System 5500 シリーズ、Network Service Orchestrator、Cisco IOS XRv 9000 ルータを提供しています。
Function Pool
各出展社のユーザ トラフィックは、この Function Pool と呼ばれる、各種アプライアンスが集約されている箇所を抜けて外部のネットワークと接続します。今年は新たな取組として、各プライアンスのチェーニングに、Segment Routing IPv6(SRv6)を採用し、ステートレスなサービスチェーニングを行っています。
*VPPは、Linux Foundation のオープンソース(OSS)の Fd.IO の中核となるプロジェクトとなり、シスコが Linux Foundation に寄贈したプロジェクトになります。
データセンター
5G 時代に向けてとどまることをしらないデータ増加に対応するため、データセンターのバックボーンも 400G 化が始まっています。シスコも 400G 世代の対応機器として、Nexus 3400 シリーズを出展しています。また VxLAN 対応スイッチとして、Nexus 93108TC-FXを出展しています。
エンタープライズ ネットワーク
先日ローンチしたばかりの、Catalyst 9606R を ShowNet に出展しています。いち早く、動作している Catalyst 9606R を見たい方は、NOC ラック#12 にお越しください。
パフォーマンスモニタリング
ShowNet の NOC 側の機器と、各ホールの POD 間のパフォーマンス モニタリングを実施しています。今年は、シスコのアライアンス パートナーである Netrounds 社のエージェントを弊社ルータ上で動作させ、パフォーマンスの可視化を行っています。
最後に
ShowNetの見どころを紹介した動画も公開されています。ぜひ、ご覧ください。
今年も多数のシスコ製品が稼働している ShowNet、シスコのブース(Booth No.: 4H-32)にぜひお越しください。