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Webex のイノベーションが変化を促進

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Jonathan Rosenbergこの記事は、シスコ フェロー兼バイスプレジデントであり、シスコのコラボレーション ビジネスの CTO の Jonathan Rosenberg によるブログ「Webex Innovations Drive Changepopup_icon(2018/5/22)の抄訳です。

過去のドキュメンタリー映画にはいつも魅了されます。30 年や 50 年前のもので、仕事をしている人が映っていると、今とは大きく違っていたことを目の当たりにします。オフィス間での伝達のためにメモを書いたり、質問するために売り込みの電話をかけたら留守番電話になり、メッセージを残しておいてコールバックが来るのを待ったりしています。オフィスで働くことしかできませんでした。その他の場所で働くことができなかったからです。これらはまだ何十年も経っていない、そう遠くない過去では当然のことでした。現代のナレッジ ワーカーの働き方はは、そこから何光年も進んでいます。

劇的に変化した理由は、技術革新によって物事を行う方法が大きく変化したからです。電話、電子メール、およびイントラネットのすべてが、仕事を行う方法に深い影響を与えました。そして、革新の新しい波が再度、人々の仕事のやり方に変化をもたらしています。

今では職場でリアルタイムのチャットを継続的に行うことができ、新たなコミュニケーション様式を促進しています。また、タスクの新しいカテゴリを自動化する AI の利用も始まっています。そして、ビデオが(ついに)メインストリームになっています。

これらすべてをまとめると、仕事の新しい時代が形成されていることが分かります。つまり、Work Intuitive(直感的に働く)という時代です。このような仕事の新しい時代において、テクノロジーはバックグラウンドへと溶け込んでいき、ワークフローに逆らうのではなく、自然なワークフローを支援するものとなります。

シスコは、この時代の先導役として支援します。数週間前にフェニックスで開催されたシスコのコラボレーション サミット イベントにおいて、私たちは 5 つの発表を行いました。これらは長年に渡って、誰もが直感的に働けるようにと取り組んできた集大成です。

  1. 統一されたブランド – Webex:仕事の新しい時代は、シンプルになることを意味します。バックグラウンドへと溶け込んでいくようなシンプルでシームレスなエクスペリエンスです。そのために欠かせないのは、共通するエクスペリエンスに単一の名前をつけることです。
  2. ビデオ中心の新しい WebEx Meetings アプリケーション:仕事の新しい時代で重要なのはビデオです。つまり、常時オンの「そこにいるような」エクスペリエンスを提供すること、ビデオを前面に押し出し、中心に据えることです。私たちはビデオを第一線へと導く Webex Meetingsエクスペリエンスを再考し、シスコのビデオ会議エンドポイントで今日利用できる同じ会議エクスペリエンスに合わせました。 これによってもまた、シンプルさがもたらされます。つまり、どこでも共通の会議エクスペリエンスです。
  3. Webex Meetings に参加できる新しい Webex Teams アプリケーション:私たちが経験している大きな変化の 1 つは、デスクトップ上のツールです。ユーザはメールにかける時間が減り、チーム コラボレーション用のチャット アプリケーションを使う時間が増えています。シスコの Webex Teams アプリケーション(これまでは Cisco Spark と呼ばれていたもの)は、常にクラス最高のチャット アプリケーションでした。今、それは成熟した会議クライアントであり、Webex Meetings に参加することができます。さらに、私たちはグループ チャットと会議の概念を結合し、まったく新しい種類の会議エクスペリエンスであるチーム会議を提供します。チーム会議は、会議ホストの伝統的な概念から進化したもので、チーム メンバーは誰でも会議を実行および管理できます。これよって会議はより自然で迅速に開催できるものとなり、現代の仕事方法に合致したものとなります。
  4. Webex Share:ユーザの最大の不満の 1 つは、会議室でのコンテンツ共有の難しさです。ケーブルを探し回ったり、ドングル キーへの対処など、直感的とは正反対です。未来の仕事とは、人々や場所間でシームレスなコンテンツ フローが可能になっていることです。これは、テクノロジーがバックグラウンドへと溶け込むのに不可欠です。Webex Share があれば、ユーザはどの会議室でも 1 回のクリックで画面をワイヤレスで共有できます。
  5. Webex Assistant:人工知能(AI)は、リビング ルームを会議室へと変えます。仕事をより直感的に行えるようにする究極のツールです。ユーザは今後、さらに多くの作業タスクを処理するようアシスタントに頼めるようになります。そのタスクの種類は、フラストレーションがたまり、努力が無駄に終わると感じるようなものです。会議の開始方法が分からない場合は、アシスタントに尋ねましょう。共有したいスライドを見つけることができないなら、アシスタントに尋ねましょう。

仕事の次の時代はすぐそこまでやってきています。これまでの時代と同じように、技術革新によって変革が促進されています。今回は、チーム コラボレーション ツール、ビデオ、AI、およびユーザ エクスペリエンスの劇的なシンプル化によって、仕組みが変わるのです。私は直感的に働く時代をとても楽しみにしている 1 人です。

そこで本日、私たちは新しいマーケティング キャンペーン「Work Intuitive」を開始し、Cisco Webex を活用した、仕事の次の時代に関する私たちのビジョンを共有します。  まずは、ドラマ(Netflix シリーズの『ストレンジャー・シングス』)やドラマ以外でも注目され、影響を与えている新星、ミリー・ボビー・ブラウンをフィーチャーしたビデオをご覧いただくことから始めましょう。技術革新がまったく新しい仕事体験を促進すると、Work Intuitive(直感的に働く)が実現します。私たちが可能になると考えている事柄について、こちらで初めてご紹介しますのでご覧ください。

ぜひご参加ください。新しい直感的な仕事についてご確認ください。

 

Authors

粕谷 一範

コラボレーションDX推進担当

アーキテクチャ&ソリューションズ コラボレーション事業

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