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ビデオ システムと自動運転車の共通点


2017年10月13日


Snorre Kjesbuこの記事は、Collaboration Endpoints Technology Group(CETG)のバイス プレジデント兼ジェネラル マネージャーである Snorre Kjesbu によるブログ「Where Video Systems and Self-Driving Cars Convergepopup_icon(2017/8/22)の抄訳です。

 

オスロの事務所まで車を運転していた私は、最新の自動運転車がシスコの新しい Cisco Spark Room 55 システムと共通点が多いことに気づきました。

一見すると、ユーザ エクスペリエンスだけが共通しているように思えます。自動車も Room 55 もほぼ自動で動作します。Room 55 は、お客様に満足いただける、カスタマイズ可能な高性能オールインワン型ビデオ システムで、次の機能を備えています。

  • 自動スリープ解除
  • コンテキスト ヘルプ
  • ワン ボタン プッシュで会議に参加
  • 会議室内参加者の自動ビデオ フレーミング

共通点は、これらの仕組みにあります。どちらの革新技術も高度なカメラ技術と機械学習に依存しています。自動車の場合、シームレスな 360 度ビューによる速度の遅い車の追い越し、安全な車線変更、無人駐車を意味します。また、物体の感知と分類のための機械学習機能も意味します。Room 55 に組み込まれているデジタル カメラは、優れたビデオ品質を提供するだけでなく、顔を検出して室内の人数を特定できます。将来はそれらの顔を認識できるようにもなり、他にも多くの機能が追加されます

このように、Room 55 と、この新しいクラスの自動車の両方に同じ電子機器エンジンが利用されていても意外ではありません。シスコのエンジニア リング チームは、NVIDIA Jetson popup_iconプラットフォームの機能を利用して、魅力的で高度なアプリケーションを開発し、次のような優れた会議エクスペリエンスを実現しました。

  • カメラの最新で高度な 5K センサーを使ったリアルタイム ビデオ画像処理により、インテリジェントビュー、分析、フル HD エンコード/デコードが可能です。
  • 高度な音声認識と顔認識により、会議室で話している人を特定し、カメラでその人物またはグループに最適なフレーミングを選択します。話し手が室内を移動しても追跡します。
  • 原音に忠実な音声が最適化され、最大 4K の解像度でワイヤレスのコンテンツ共有が可能です。

今後も、人工知能(AI)機能を利用してプラットフォームの技術革新を継続し、Room 55 が将来も使い続けられる、優れた投資になるよう努めていきます。間もなく、参加者の顔を自動的に認証し、画面に名前が表示されるようになります。AI を活用した自然言語処理では、音声コマンドが理解され、音声でのやりとりが可能になります。たとえば、音声コマンドを使用して、
会議を開始、終了できるようになります。

Room 55 は、Cisco Spark Room Kit および Room Kit Plus と同じプラットフォームに基づいて構築されています。これらの製品は、シスコ コラボレーション史上最も急速に販売が伸びた製品です。すべての Cisco Spark Room システムは、優れたデザインと美的センスが認められ Red Dot 賞を受賞しています。

ポートフォリオの他の製品と同様に、Room 55 はオンプレミスまたはクラウド環境に対応し、シスコの MX シリーズSX シリーズの端末と同等の機能を備えています。この製品は、Cisco Spark Flex 購入計画に最適で、現在または将来にも Spark クラウド プロットフォームに移行できる柔軟性を提供します。

シスコは Room 55 の配布を加速しています。現時点で、注文可能であり標準のリード タイムで出荷しています。ぜひお試しください。

 

これらの機能は、IP Expo Nordic で実際にご覧いただけます。このストックホルムの展示会で、9 月 21 日に基調講演と、Cisco Spark Room システムの機械学習に関するデモを行います。

 

 

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