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World IPv6 Launch から 1年、話題の最新トピックをご紹介

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昨年6月6日のWorld IPv6 Launchから1年が経ちました。世界の通信事業者、コンテンツプロバイダー、企業がこの日にIPv6サービス対応の開始を宣言し、これからのIPv6サービス推進に向けて継続的に活動をしています。

もちろんシスコもこれに賛同しており、http://www.cisco.com および http://www.webex.com はIPv6に対応、社内ネットワークの IPv6 化も完了しており、シスコ社員の 17%を超える端末が IPv6 で外部のコンテンツに接続しています。

IPv6 推進を先導しているシスコのエンジニアは、常に各国のお客様と議論を重ねています。そのなかには、日本市場に深く関係している Cisco フェローである Mark Tonsley、それにテクニカル リーダーである Ole Troan がいます。先般、彼らが来日した際、IPv6 でホットな話題をいくつか提供してもらいましたので、それらをご紹介します。

1 つめは、IPv6 導入のビジネス ケースのご紹介。通信事業者様のケースについて、Pure IPv6と、CGNと、その組み合わせで導入した場合の比較について説明しています。IPv4アドレスが既に枯渇している日本を含む APNIC 地域では、重要なケーススタディと言えるでしょう。

2 つめは、Mapping Address and Port(MAP)。IETF で標準化が進められている IPv6 ネットワーク上で IPv4 サービスを行うためのプロトコルです。日本を含む多くの事業者の要求により、標準化が進められた技術になります。

3 つめは、Home Networking。こちらも IETF で取り上げられている話題ですが、事業者の IPv6 対応が進められ、いざ家庭内のネットワークに IPv6 アドレスが配信されるようになった際、宅内ネットワーク アーキテクチャはどう対応すべきか、が協議されています。すでに IPv6 アドレスが家庭まで配布されており、パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレット等、多くの端末が接続される日本では、とても身近な話題といえるでしょう。

ぜひ、ご覧ください。

 

また、これらの取り組みを高く評価され、IPv6 普及・高度化における貢献者として、6月12日(水)Interop Tokyo 2013会場にて、IPv6普及・高度化推進協議会より表彰を受けました。シスコはこれからもIPv6 普及へ貢献していきます。

 

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