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【社員ボランティアレポート】病気と向き合う子どもと家族のために 〜ファミリーハウスでの清掃活動〜

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2025 年 6 月、シスコの社員有志が、東京都内の専門病院で治療を受ける子どもとそのご家族のための​滞在施設を提供、運営している「認定 NPO 法人ファミリーハウス 」さんにてボランティアを行いました。

この活動は、社員が地域社会へ貢献するボランティア活動の一環として実施されたもので、2 日間にわたり合計 26 名が参加しました。今回はその様子をレポートします。


認定 NPO 法人
ファミリーハウスとは?

「ファミリーハウス」は、小児がんなどの治療のために、自宅から離れた病院で治療する必要がある子どもとその家族のための滞在施設です。とくに北海道・沖縄・九州など遠方から来られるご家族が、安心して宿泊できる“第二のわが家”として運営されています。

 

2 回に分かれて清掃活動を実施:1 回目(6 月 3 日):CX Renewals チームが模様替え準備

初日の活動には CX Renewals チームのメンバー 13 名が参加。施設の模様替えに向けて、6 部屋に分かれて荷物の片付けや全体の清掃を行いました。

室内の様子や家具の配置を確認しながら、限られた時間のなかでも丁寧に作業し、これからリニューアルされる空間に期待を込めて、整えていきました。

※集合写真撮影時のみ、マスクを外して撮影しております

 

2 回目(6 月 17 日):CCN 有志メンバーが最終仕上げ

2 回目の活動には、Cisco Citizen Network(CCN)の有志 13 名が参加。模様替えが完了した後のお部屋で、ベッドメイキングや収納整理、浴室・トイレ・キッチン・床の清掃などを徹底的に行いました。

この日の午後にご入居予定だった 6 組のご家族が、快適に過ごせるよう心を込めて最後の拭き上げとお部屋の整えを行いました。

※集合写真撮影時のみ、マスクを外して撮影しております

 

活動の成果と参加者の学び

今回の活動を通じて、以下のような効果や気づきがありました。

施設の社会的意義を学ぶ

    • 活動前にファミリーハウスのスタッフの方から施設の背景や目的について説明をいただき、お子さんの治療に付き添うご家族の厳しい状況や、施設の重要な役割を改めて理解することができました。

チームの一体感の醸成

  •  部署や職種を越えた連携で、自然とコミュニケーションが生まれ、「一緒に誰かのために」という目的意識のもと、普段の業務とは異なる形でチームビルディングを実現しました。

 

感想カードに込めた想い

活動後には、参加者一人ひとりが感想カードを記入しました。

✔ 困難な状況にあるご家族を支援する当施設の存在を知り、感銘を受けました。

✔ 病気のお子さんやそのご家族を支える取り組みに、少しでも関われたことがうれしいです。

✔ 子を持つ親として、大事なケア施設でこれからも協力させていただきたいです。

✔ 一つひとつの作業が誰かの安心につながっていると実感しながら汗を流せました。

 

活動に参加した社員の中には、事前に共有された「Wish リスト」を参考に、必要な物品をご寄付くださった方もいました。
また、活動後には参加できなかった社員からも寄付を募り、後日ファミリーハウス様にお届けする予定です。

 

こうした活動の様子は、ファミリーハウス様のホームページにも掲載されていますのでぜひご覧ください。
ファミリーハウス様の活動報告ページ

 

社員の思いやりを地域社会へ

シスコでは、社員が社会貢献に取り組みやすくなるよう、制度面でも積極的なサポートを行っています。
今回は、ボランティアマッチングという認定 NPO 団体に対するボランティア活動 1 時間につき、シスコがその団体に 10 ドルを寄付する制度を利用したボランティアでした。

シスコの I&C 活動を支えるインクルーシブ・コミュニティのひとつである Cisco Citizen Network の詳細については、こちらからご覧いただけます。
https://gblogs.cisco.com/jp/2025/07/five-communities-that-support-ciscos-ic-activities-ccn/

地域とのつながりを、これからもシスコの仲間と一緒に広げていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Authors

Ayumi Sugimoto

I&C Program Manager

People & Communities

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