MT14、MT15 のご紹介
今回は、インドア(室内)エアークオリティセンサーである MT14 と MT15 を紹介していきます。
MT14 インドア エアークオリティセンサー
MT14 はインドアエアークオリティセンサーで、オフィスの室内環境の測定のために使用するものです。電源は、電池もしくは別売の USB-C電源アダプタを利用可能で、PM2.5 を測定する場合には別売のUSB-C 電源アダプタの利用が必須になります。
- 温度
- 湿度
- TVOC
- PM2.5
- 周辺ノイズ
Meraki ダッシュボードでは、上記 5 つの測定結果の内容だけでなく、「室内エアークオリティ」という 100 点満点の指標を確認することが可能です。この値は、周辺ノイズを除いた測定値を元にしています。
電池での電源供給の場合は PM2.5 の値は測定できないため、測定値は表示されません。
別売の「USB-C 電源アダプタ」を使用すると、PM2.5 の値が測定可能になります。
MT15 インドア エアークオリティセンサー(CO2)
MT15 はインドアエアークオリティセンサー(CO2)で、MT14 の測定項目に加えて、CO2 濃度の測定が可能になったものです。MT14とのもう 1 つの違いは、MT15 本体の表面には円形の LED が装備されていることで、これを利用して、事前に設定した項目の測定値が高い値を示した場合に、緑色から黄色を経て、赤色に変化させることができます。これによって、MT15 が設置されているオフィスの方々に、その状況を知らせることができるようになります。
- TVOC(Total Volatile Organic Compounds:総揮発性有機化合物)
- PM2.5(Particulate Matter: 微小粒子状物質)
- CO2(二酸化炭素濃度)
- 温度
- 湿度
- 周辺ノイズ
MT15 の電源供給の方法は上記の2種類です。例えばPoEスイッチとして MS スイッチを用意し、そこに MT15 を接続して PoE で給電したとしても、MS スイッチは MT15 のゲートウェイにはなれないので、ゲートウェイは MR、もしくは MV が必要になります。
Meraki ダッシュボードでは、下記のように測定内容を確認することができます。
MT15 本体の LED の設定は以下のように行います。
今回は、MT14、MT15 の 2 つのモデルについて紹介させていただきました。
次回も引き続き、残りの MT センサーを 1 つずつ取り上げて紹介していきます。