再び『一年の総括』を取り上げます。これが最後のエピソードです。今回焦点を当てているのは、ランサムウェアが拡大し続ける現状と、ランサムウェア攻撃でよく使用されるコモディティ型のマルウェアローダーです。総括レポートを担当した研究者の一人である Aliza Johnson が、2022 年のランサムウェアの状況と、Qakbot、IcedID、Trickbot などの脅威がこの 1 年でどのように変化し、進化したかについて語ります。また、こうした脅威に共通してみられる点と、LoLBin が再び懸念されるようになってきた経緯も取り上げます。
いずれのエピソードも、Talos Takes ポッドキャストページと主要なポッドキャスティングサイトでお聴きいただけます。
12 月 14 日から公開している総括ページに、トピックごとのサマリーレポート、ライブ配信、ポッドキャストなど各種コンテンツを掲載しており、総括レポート全文もお読みいただけます。各トピックのサマリーは 2 月まで順次リリースする予定で、新しいコンテンツが追加されていきます。2022 年の Cisco Talos 総括レポート全文には、こちらからアクセスできます。
本稿は 2023 年 02 月 10 日に Talos Group のブログに投稿された「Talos Takes 128: Year in Review – Ransomware and Commodity Loaders Edition」の抄訳です。
コメントを書く