10 月も終盤に差し掛かり、サイバーセキュリティ啓発月間も終わりに近づいています。2004 年に米国大統領と連邦議会が 10 月をサイバーセキュリティ啓発月間と宣言して以来、Talos は毎年、サイバーセキュリティの知識を広く一般の人々に共有してきました。今年の焦点は、2022 年のテーマである「一人ひとりが取り組むサイバーセキュリティ」です。サイバーセキュリティ分野における人材不足が深刻化する中、Talos はリソースを共有し、次世代のサイバーセキュリティ人材のモチベーションを上げることを目指しています。
一人ひとりが取り組むサイバーセキュリティ
「一人ひとりが取り組むサイバーセキュリティ」が今年のテーマだったので、Talos のさまざまな役職や人材にスポットライトを当てました。軍歴のあるチームメンバーから、正式なサイバーセキュリティ教育を受けていないメンバーまで、経歴、場所、経験にかかわらず、誰もが活躍できる場所が Talos にはあります。
Talos での、またサイバーセキュリティ コミュニティ内でのさまざまな役割について知っていただくために、世界各地の Talos のメンバーがパネリストを務め、各自のキャリアパスを紹介しました。さらに、サイバー分野でのキャリアを始めようとしている人々にキャリアについてのアドバイスを行いました。ライブ配信でお届けした『一人ひとりが取り組むサイバーセキュリティ』を視聴し、サイバーセキュリティ分野でキャリアをスタートさせる方法をご確認ください。
また、『注目のセキュリティ研究者』の 6 人目として、今月は Cisco Talos インシデント対応チームのプリンシパルエンジニア、Yuri Kramarz を紹介しました。Talos では、毎月ひとりの研究者にスポットライトを当て、どのようなキャリアを歩んできたかと、Talos での仕事、サイバーセキュリティのキャリアに関するアドバイスを紹介しています。Yuri Kramarz の紹介記事と、『注目のセキュリティ研究者』シリーズのその他の記事はこちらでお読みいただけます。
今月 2 回目のライブ配信『脅威ハンティング 101』では、脅威研究者のパネリストが集まり、脅威ハンティングとは何かだけでなく、この分野でキャリアをスタートさせる方法についても議論しました。円卓会議では、脅威ハンターとして成功するために必要な重要スキルを Talos のメンバーが紹介し、脅威ハンティングの将来の方向性について意見を共有しました。Talos の脅威ハンティングプログラムへの取り組みについては、ライブ配信の録画をご覧ください。
Cisco Talos インシデント対応チームは、10 月のサイバーセキュリティ啓発月間だけではなく、日々、お客様やパートナー様、そして最終的にはインターネット全体を安全に保つために尽力しています。チームの各メンバーのことを認め、それぞれの仕事が世界にどのような影響を与えているのか、また、常にモチベーションを維持できるのはどうしてなのか、その理由を知りました。
サイバーセキュリティ分野では、これまでの経験に関係なくいつでもキャリアを始められます。Cisco Talos インシデント対応チームのコンサルタントである Gergana Karadzhova は、中堅のプロフェッショナルとしてサイバーセキュリティ業界に転職するための 6 つのヒントを紹介し、業界に飛び込むことを検討している人たちの背中を押しました。最初に紹介したのが、何事も遅すぎることはないということです。『Talos Takes』のエピソードでは、Sammi Seaman と Jon Munshaw が、セキュリティ以外の分野から Talos にキャリア転換した経験について語っています。
Talos で働いてみませんか?現在募集中のすべての求人は、こちらに掲載しています。ご確認のうえ、ご応募ください。SNS で情報を発信していますので、ぜひご覧ください。また『脅威情報ニュースレター』にご登録いただくと、脅威情報に関する最新ニュースをお届けします。
本稿は 2022 年 10 月 28 日に Talos Group のブログに投稿された「See Yourself in Cyber: A Cybersecurity Awareness Month recap」の抄訳です。