この記事は、Global Partner Sales の Senior Vice President である Oliver Tuszik によるブログ「Building On Our Success for the Opportunities Ahead
」（2021/12/14）の抄訳です。
2021 年を制覇
2021年は実に大変な年でした。パンデミックは拡大と収束を繰り返し、人々は在宅勤務を余儀なくされ、オフィスに戻れば、今度はハイブリッドワーク。世界のサプライチェーンもほぼすべての産業に影響を与え、私たちは私生活の面でもビジネスの面でも想像もしなかったようなさまざまな試練に直面しました。またデジタル トランスフォーメーションの目標があらゆる業界や業種で掲げられるようになり、新しいお客様の要件は増える一方でした。2021 年は尋常ではなかったと感じるのも無理はありません。しかし、そういった状況の中でも私たちは着実に強くなり、より強固な回復力を獲得しました。全面勝利を宣言するにはまだ早すぎますが、パートナーの皆様やお客様といろいろお話をさせていただく中で分かったのは、私たちはともにある一定の成果を成し遂げることができたということです。今年はまさに「ステージ制覇」の年でした。それは、今後の長期的なビジネス目標に向けた素晴らしい節目と言えます。
どのような形であれ、大なり小なりビジネスには逆風が吹きます。しかし、私たちのようなパートナーシップがあれば逆風を乗り切り、さらなる高みに到達することも可能です。今年の状況からすると 2022 年も少なくとも年初は厳しい年になりそうです。しかし同時に潜在的な成長と収益性を達成し、さらに上を目指すチャンスでもあります。
豊富な販売機会
相変わらず状況は厳しいものの、パンデミックやサプライチェーンをきっかけとするディスラプションや変化によって、それらの負の側面を帳消しにするほどの販売機会が創出されることは間違いありません。ハイブリッドワークはその最たる例です。世界中の企業が従業員の勤務形態を見直しており、ハイブリッドワークに関連するお客様のニーズに応えていく私たちの役割は始まったばかりです。さまざまな企業がシスコとパートナーから基盤となるテクノロジー、セキュリティ、サービスを購入してハイブリッドワークを実現していくようになるでしょう。またお客様がソリューションを購入して使用する方法も同様に変化しています。シスコでは XaaS のオファーやマネージドサービスを拡充してお客様のニーズに応えていきます。これだけではありません。そうした変化の結果として新たな購入者が明確になっていることや、急成長しているクラウド市場に割り当てられた予算を獲得する機会が生まれていることも踏まえると、有利な追い風が吹いていることは明らかです。つまり、販売機会は豊富にあります。
良い影響を与える
2022年はより果敢に行動し、社会と環境に良い影響を及ぼすことも私たちの責務となります。たとえば、食べる物も住む場所もないという状況に対して私たちの社会が脆弱であることがパンデミックによって明らかになりました。同様に 2021 年に発生した自然災害を振り返ると、気候変動を最小限に抑えることは急務です。私たちはこれまでにさまざまな貢献をしてきましたが、共にできることやなすべきことがまだたくさんあることをこの 1 年を通じて学びました。パートナーサミットで発表したデジタル サステナビリティ チャレンジでは、シスコのテクノロジーを使用した、持続可能な成果を生み出すソリューションをパートナーの皆様から募集しています。例を挙げると、省エネを推進するスマート ビルディング ソリューションや無駄を減らすセンサーグリッドなどです。2022 年にパートナーの皆様とともにさらに大きな影響をもたらすためのアイデアをお聞かせいただければと思います。
パートナーへのコミットメントは不変
パートナーサミットでは信頼、イノベーション、選択、収益性という 4 つの約束をお伝えしました。ビジネスの風向きが良いときも悪いときも、パートナーに対するこの 4 つの約束に基づいてシスコは皆様をサポートしてまいります。年の瀬も押し迫ってきましたが、今後も全社一丸となって皆様を後押ししますので、休暇中は来るべき年に向けてゆっくりと英気を養っていただければと思います。
ではお体を大切に楽しい年末年始をお過ごしください。
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