今回は“続” 秋も終わると忘年会シーズン - ハイブリッドワークにおけるバーチャル コミュニケーションとエンゲージメントということで 1 年を振り返ると共に今年の忘年会について考えたいと思います。
・そういえば去年は
昨年のブログではテレワークに関して“やってみて良かった派”、“やっぱりオフィスがいい派”を取り上げ、コミュニケーションの特性やエンゲージメント、ジョブ型の働き方などについても触れました。
https://gblogs.cisco.com/jp/2020/10/virtual-communication-and-engagement-on-hybrid-work/
さらに 1 年が経ち、みなさまも状況に応じてテレワークをしたり、オフィスワークをしたり、行けるタイミングでは出張をしたり、そもそもテレワークができない仕事だったり、といろいろな状況がおありだったかと思います。
・どうしよう?これからの会社も従業員同士の関係も
第 X 波という形で激化と沈静化を繰り返しながらここまで来ていますが、この先の働き方はみなさまどうお考えでしょうか。以前も取り上げたようにテレワークやハイブリッドワークなど、“自分で”仕事を行う場所を選びたいという声は大きくなっています
経営者や管理者であれば、従業員をどのように“管理”すれば良いのか、従業員であれば、どのように“成果”を出していけば良いのか、などさまざまお考えではないでしょうか。
そもそもテレワークができない業種/職種、完全にテレワークができる業種/職種をスペクトルとして両極に置いた場合に、皆様の会社やお仕事はどこに位置づけられるでしょうか。そして今後、どの方向性に舵を切っていくのでしょうか。
デジタル化への方向性は間違いなくテレワークを始めとする業務のデジタル化、プロダクトやサービスそのもののデジタル化を必要とします。一方で逆説的にデジタル化が進めば進むほど体験価値というものも重視されていきます。“資本財”産業においてはスピード経営やアジャイル経営が重視されていますが、“消費財”産業においてはスロー体験が重視されています。世界一のトーストが焼けるトースターや、淹れたてスローなコーヒーマシンを始め、物語やおうち体験が売れに売れた 1 年でもあったと思います。
一方で組織の中を見た場合にもここには同じ構図があります。従業員のエンゲージメントという意味では、良くゲマインシャフト=共同体組織、ゲゼルシャフト=機能体組織という事でも説明がされますが、どちらに寄っているか、寄せていくかということも重要になります。つまり、機能体組織=テキストメインなテレワークでいいじゃん、共同体組織=コンテキストだとテレワーク厳しい! もしくは今後はメタバースでテレワークでも共同体組織を?という方向性もあるかもしれません。
・ということで今年の忘年会は??
昨年もハイコンテキスト、ローコンテキストで触れた様に、多くの企業でも共同体組織としての組織運営を重視しながら飲むのが一番!!ということで“忘年会”を行ってきた背景もあったかと思います。昨年はそれを、オンラインでどこまでやれるのか?という挑戦を行った年でもあったと思います。そして、今年はその必要性自体が改めて問われている年なのではないかとも思います。
もしオンラインでされるならご自宅から Webex Meetings を、拠点同士で密を避けて集まるなら Webex ビデオ会議デバイスをご一緒に、やれる時はお店でという場合はアナログ体験を噛み締めていただき、もう必要性を感じないという方は穏やかに年末をお過ごしになるのかな、というところでしょうか。みなさま、忘年会開きます?オンラインにします?もしくは止めておきます?
そんなアナログとデジタルの狭間でもぜひ Webex をご利用いただければと思います。