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注目の脆弱性:Google Chrome で、コード実行につながる可能性のある解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性を発見

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Cisco Talos はこのほど、Google Chrome にエクスプロイト可能な解放済みメモリ使用(use-after-free)の脆弱性を発見しました。

Google Chrome はクロスプラットフォームの Web ブラウザです。Chromium は、ソフトウェア開発者がブラウザを構築するために使用するオープンソースのブラウザです。

TALOS-2021-1348popup_icon(CVE-2021-30602)は、Chrome の WebRTC 機能における解放済みメモリ使用の脆弱性です。細工された Web ページによって解放済みメモリが再利用され、任意のコードが実行される恐れがあります。この脆弱性をエクスプロイトするには、被害者が悪意のある Web サイトを開く必要があります。

Cisco Talos はシスコの脆弱性開示方針popup_iconに準拠して Google と協力し、今回の脆弱性が解決されたこと、および影響を受けた利用者向けにアップデートが提供されていることを確認しています。

影響を受ける製品である Google Chrome バージョン 91.0.4472.114(Stable)および 93.0.4575.0(Canary)をできるだけ早く更新することをお勧めします。Talos では、このバージョンの Chrome が今回の脆弱性によってエクスプロイトされる可能性があることをテストして確認済みです。

今回の脆弱性のエクスプロイトは、SNORTⓇ ルール(57938、57939)で検出できます。今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。

 

本稿は 2021 年 11 月 17 日に Talos Grouppopup_icon のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: Use-after-free vulnerability in Google Chrome could lead to code executionpopup_icon」の抄訳です。

 

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