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新卒で入社した女性社員が考えるシスコで働くこととは エンジニア×営業対談【2021年入社新卒ブログリレー Vol.19】

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こんにちは!2021 年度新卒入社の伊藤です。

今回の対談は前半と後半の2部編成で、「エンジニア × 営業の実際に働く女性が考える IT 業界とは」というテーマでお送りいたします!

インタビュワーは手島と私伊藤で、ゲストには女性社員の方をお呼びいたしました。エンジニアの加古さん、営業の趙さんです!お二人とも新卒でシスコに入社されており、今もシスコでご活躍されています。

インタビュワー

これまでのシスコでのキャリアを教えてください!

加古さん

2001年新卒入社 → TAC エンジニア → CX HTEC (旧 FTS)

新卒入社時はネットワークの技術を学びたくて TAC を選びました。当時の面接官が TAC の方で TAC だったらたくさん勉強できるよ~って勧められたからこの部署にしたというのも理由の一つです。TAC はを操作する機会が多いので、本当に勉強になりました。

他の部署も見てみたい、そしてもう少しお客様に近い立場のお仕事もしてみたいという理由で CX HTEC に異動。営業や SE を選ばなかった理由として、当時プライベートでは育児もあったため、育児とのバランスがよりとりやすい現在の CX HTEC にしました。

今の部署では HTE(High touch engineer)として Day2 テクニカルサポートをしています。ネットワークの運用中に起きた問題に関してのテクニカルサポート部隊です。TAC が不特定多数のお客様のサポートをしているとすると、私たちの部署は特別な契約を結んでいる特定のお客様に対して何か起きた際の障害対応を担当しています。

*CX: カスタマーエクスペリエンス

 

趙さん

2017 年新卒入社 → TAC エンジニア → CSAP → セキュリティ製品担当営業

シスコの CSR (企業の社会的責任)への高い貢献度に惚れ込み入社しました。

コラボレーション技術を学ぶため、TAC エンジニアとしてキャリアをスタートし、技術サポートを通じて好きになったシスコ製品をより多くの人に知ってもらうために営業へと異動しました。

 

入社当時の女性の割合はどれくらいでしたか?

加古 そもそも当時の新卒は 100 名近くいたんですね。

伊藤 100 名ですか!?今じゃ信じられないほどの方が入社されていたのですね。

加古 IT バブルだったということもあって、この年はこれくらいの人数を募集したんじゃないですかね。採用は営業と SE と TAC がメインでした。新卒の 100 名のうち、営業が 50 名、SE と TAC のエンジニアが 50 名くらいでした。女性の割合として、営業は半分半分、エンジニアは 3、4 割でした。また TAC で採用されていた女性にはあんまり理系の方がいませんでした。

伊藤 当時も変わらず女性が採用されていたのが意外でした~

趙  私の時は 20 人中 6 人で少なめだったんです。女子旅に行ったりと、今でも仲良しですよ。年によって割合は異なるのかもしれませんね。

手島 そうなのですね。

 

当時のトレーニングの様子を教えてください!

加古 50 名のエンジニアたちは、当時まだ日本で受けられるトレーニングが限定的であったということもあり、実際にアメリカ本社のサンノゼに 5 か月間行ってました!

伊藤 そうだったのですね。トレーニング内容はどういう形だったのですか?

加古 現在シスコジャパンでも実施しているトレーニングプログラムと同じような内容で、CCNA / CCNP の授業を受けて勉強して取得しましたよ。あとはビジネス作法とかアメリカ式のプレゼンテーション作法など、今日日本で行っているようなトレーニングを受講していました。

伊藤 すごいですね~ 羨ましいです。その時はどういうところに住まわれていたのですか?

加古 2 人で 1 つの weekly アパートメントを借りて生活をし、2 人に 1 台車が与えられて毎日車でトレーニングルームまで通勤していました。

伊藤 今じゃ信じられないようなスタイルですね。

加古 そうですね。こんなアメリカ本社での大々的なトレーニングは私の入社したときくらいで、他の代では実際にアメリカで、というトレーニングはあまりなかったと思います。職種やチームによるかと思いますが。

 

ところで、どんな学生時代を歩まれたのですか?

加古 学生時代なので 20 年くらい前になってしまうのですが、その時は全然ネットワークとは関係なく、土木工学の勉強をしていました。橋の設計とか道路作ったりコンクリートの勉強とかしていました。

伊藤 当時ネットワークとは全く異なる分野を専攻されていたのですね。趙さんはどんなことをされていたのですか?

趙  私も学生時代は、ネットワークとはかけ離れた国際関係が専門でした。また、大好きな教育ボランティア活動に熱中していましたね。中国四川省の震災孤児たちやチベットの子供たちにボランティア先生をしたり、タイ バンコクでのインターンシップも経験しました。

 

では、そんなお二人が何故シスコへ?

加古 当時 IT 業界はとっても元気なときで、いわゆる黎明期。特にネットワーク系は人がいなく、まだまだ人を募集していました。IT 業界っていう新しい分野のところでチャレンジしてみるのもいいかなと思っていました。成熟してない分野なら、学んできたこととは全く違うところでも挑戦してみるのもいいかなと思って IT 業界も受けてました。

伊藤 シスコってあんまり知らない人もいる中で、どこで存在を知られたんですか?

加古 シスコは本当にたまたま知りました。大学の先輩たちが受けていて、良さそうな会社だなっていうことで受けてみることにしました。日本の会社より外国の会社の方が色々な可能性を秘めていて、楽しそうだなっていうのがありました。

伊藤      就活されていた時は IT 業界で外資系に絞られていたのですか?

加古 全然そんなことないですよ。大学では土木系だったので土木系の就活も行っていましたが、面白そうだなって思った土木とは違う業界も受けていました。英語は元々好きでした。

趙  私の場合は、大学院の研究でシスコの CSR(企業の社会的責任)への貢献を知ったことが大きなきっかけになり、入社を決めました。なので、入社した理由は「シスコの技術が好きだったから」とかではなかったんです。

手島 大好きな社会貢献活動に関するシスコの取り組みを知って、入社を決められたのですね!

趙  はい実際に入社してからもボランティアはずっと続けています。最近ボランティア先生をしにチベットへ行った際には、シスコの Webex  が活躍しました。現地の子供たちと日本の友人を繋げて日本の童謡を一緒に歌たったりして。自社の技術によって僻地の子供たちも教育を受けられるようになる様子を見るのは嬉しいです。

手島 入社後も引き続き大好きな活動を継続できるのは素晴らしいですね!今後の働き方として、目標などあれば教えてください。

  元々のプランとしては、シスコで暫く働き NPO を立ち上げるつもりだったんです。大好きなボランティア活動に全熱を注ぎたかったので。けれど、今の理想は、平日は IT 業界でスキルを学びつつ経験を積み、休日はその学んだスキルや経験を活かして大好きな社会貢献をしていくこと。シスコにいながらも、自分の好きなことが出来るということがこの5年で分かったので。シスコの良さを知ってしまった今は、シスコでの仕事にも力を注ぎ、それ以外の時間でボランティア活動に貢献しようと考えています!

 

最後までお読みいただきありがとうございます!
次回後半はシスコで働く女性というところに焦点を当ててご紹介させていただきます。お楽しみに☆

 

Authors

伊藤 貴美江

consulting engineer

customer experience

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