シスコのデジタル スクール ネットワークをご存知ですか?
本日はこのプログラムについて、実際の授業の様子を交えてご紹介します。
<デジタル スクール ネットワークって?>
コロナ禍においてオンライン・オフラインのハイブリッド授業の必要性が高まる学校教育。
シスコは、国内または海外の学校を Cisco Webex 上でつなぎ、遠隔授業、学生間交流や教員同士のコミュニティなどを実現する、無償のデジタル ラーニング プラットフォーム プログラムを提供しています。
デジタル スクール ネットワークを通じデジタルに触れることにより、子どもたちにこれまでにない体験や気づきを、そして教育現場に新たなコミュニティの創出をご提供することを目的とし、充実したプログラムにすべく、日々活動を行っています。
ここ1,2年で急激にオンライン教育の需要が高まりましたが、教育に携わる方の中には、まだまだデジタルツールを使用しての学びに慣れない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。デジタル スクール ネットワークは、参加者のニーズに合わせ、シスコ側で様々なテーマの授業を用意します。オンライン教育の第一歩を踏み出したい方にも簡単にご活用頂けるようなプログラムです。
※テーマは一例です
<授業の事例>
2021年に高校生向けに開催された授業の中から2例紹介します。
ひとつは「高校生×IoT」と題し、”モノのインターネット”と呼ばれる IoT の活用が、どのようにより良い社会をもたらしていくのか、他国の IoT 活用例を用いながら、シスコ社員が講師となり、高校生のみなさんと一緒に考えていく授業です。
高校生からは「Society5.0 が実現した場合、新たに増える仕事はどのようなもの?」や「日本の街の IoT が他国よりも進んでいない主な理由は?」といった様々な質問があり、未来を担う高校生に IoT の考え方への理解と関心を促した授業となりました。
二つ目は、Webex を活用したオンライン形式での「探求×DX による課題解決型授業」。
いま、大学入試において、生徒の問題意識や深みのある思考力を育む必要性が求められています。本授業は、地域活性化を題材に多様な視点で考えられる思考力を身につけることをねらいとして開催されました。
具体的には、各学校でチームに分かれ自県の課題を掘り起こし、最新のテクノロジーを用いた課題解決方法についてチームで考えをまとめ、プレゼン。さらに、互いの発表についてフィードバックし、内容についていっそうの理解を深めるというものです。
高校生の発表の一例としては、観光客を増やすために VR・AR といったテクノロジーを活用した仮想体験により地域の PR と訪問者の年齢層を広げることを可能にする、没入型社会科見学の提案など。高校生自ら地域の現状を考え、把握したうえで、あるべき姿とのギャップを問題として分析していました。
<参加方法>
ここまでお読みいただき、デジタル スクール ネットワークに少しでも興味をお持ちいただいた方へ。
参加方法はとても簡単。サイトにて申請後、シスコ担当者から利用方法等についてご連絡差し上げます。どういった授業を期待しているのか、個別にヒアリングを行い、より充実したオンライン教育の一助となるよう努めてまいります。
GIGA スクール構想など教育のデジタル化推進の取組の一つとして、ぜひご活用ください。
デジタル スクール ネットワークで様々なプログラムに参加し、教室の枠を超えた学びを体験しましょう!
詳しくはこちら
https://www.cisco.com/c/ja_jp/solutions/industries/education/digital-school-network/index.html
登録はこちら
https://digitalschoolsnetwork.com/ja/Register
※デジタル スクール ネットワークの利用には Cisco Webex が必要です(ダウンロード無料)