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注目の脆弱性:Daemon Tools Pro で発見されたメモリ破損の脆弱性

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Cisco Talos はこのほど、Disc Soft 社の Daemon Tools Pro にメモリ破損の脆弱性を発見しました。

Daemon Tools Pro は、ディスクイメージと仮想ドライブで作動するプロフェッショナル エミュレーション ソフトウェアです。Windows システムに ISO イメージをマウントできます。

TALOS-2021-1295popup_icon(CVE-2021-21832)は、このアプリケーションにおけるメモリ破損の脆弱性です。ユーザが悪意のある ISO ファイルを開くと、整数オーバーフローが引き起こされる危険性があります。この脆弱性は、アプリケーションが ISO を解析する方法に存在します。

Cisco Talos はシスコの脆弱性開示方針popup_iconに準拠して Disc Soft 社と協力し、今回の脆弱性が解決されたこと、および影響を受けた利用者向けにアップデートが提供されていることを確認しています。

できるだけ早く Disc Soft 社の Daemon Tools Pro バージョン 8.3.0.0767 をアップデートすることをお勧めします。Talos では、このバージョンの Daemon Tools が今回の脆弱性によってエクスプロイトされる危険性があることをテストして確認済みです。

今回の脆弱性のエクスプロイトは、SNORTⓇ ルール(57546 、57547)で検出できます。今後、脆弱性に関する新たな情報が追加されるまでの間は、ルールが追加されたり、現行のルールが変更されたりする場合がありますのでご注意ください。最新のルールの詳細については、Firepower Management Center または Snort.org を参照してください。

 

本稿は 2021 年 08 月 13 日に Talos Grouppopup_icon のブログに投稿された「Vulnerability Spotlight: Memory corruption vulnerability in Daemon Tools Propopup_icon」の抄訳です。

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