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クラウドに配慮してオーケストレーションを実現する Cisco Intersight Cloud Orchestrator

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この記事は、Data Center/CloudのProduct Managerである Khaled Rawashdeh によるブログ「Lead the Orchestra Without Turning Your Back on the Cloudpopup_icon」(2021/5/24)の抄訳です。

 

シスコの新しい Intersight Cloud Orchestration(ICO)サービスが稼働中

今月前半のブログでは、Intersight の新しい自動化サービスである Intersight Cloud Orchestration(ICO)を取り上げpopup_icon、オーケストレーションの重要性と、Intersightpopup_iconがどのようにして世界で最もシンプルなハイブリッド クラウド プラットフォームに進化しているかについて説明しました。このブログでは、ICO とそのメリットについてさらに詳しく説明します。このブログシリーズの次回の投稿では、ICO の具体的な仕組みを解説し、それ以降の投稿では ICO の特長や新機能などを説明していきます。

顧客満足度の向上

「A man who wants to lead the orchestra must turn his back on the crowd(オーケストラを指揮したい人は観客に背を向けなければならない)」という有名な格言があります。それは事実かもしれませんが、クラウドに配慮しながらインフラストラクチャをオーケストレーションすることは可能です。

指揮者がオーケストラの指揮を執る方法は、直接観客に影響します。同様に、インフラストラクチャとワークロードがスムーズに稼働していれば、つまり「オーケストラ」が調和して演奏していれば、エンドユーザはその恩恵を受けます。

鍵を握る自動化

常時稼働する現在のハイパーコネクテッド デジタル ワールドでは、絶えず変化するビジネスのニーズや要件に対応するために必要なスピードはますます高速化しています。さらに、さまざまな環境やインフラストラクチャタイプの混在による複雑さも増大しているため、人間の能力を超えた問題が生じています。現在要求されているスピードと効率性を確保して維持するための鍵は、自動化です。自動化できなければ、障害や遅延が発生しない柔軟なインフラストラクチャ上でスケーラブルなアプリケーションを提供することは不可能です。

ハイブリッドクラウド環境向けの柔軟なツール

最高水準のサービスとプラットフォームを活用する組織が増加しているため、最新アプリケーションは静的なものでは機能しません。最新のアプリケーションは、単一の「スタック」に限定されないオンプレミス環境とパブリッククラウド環境にまたがる必要があります。この複雑で chimericalpopup_icon状況に順応するには、統合環境専用に設計された管理およびオーケストレーションツールが必要です。

Intersight Cloud Orchestrator がもたらすメリット

ICO は、クラウドで提供されるハイブリッドサービスとしてゼロから構築されました。ICO の次世代自動化エンジンにより、面倒で複雑な繰り返し行うインフラストラクチャ プロビジョニング タスクに要する時間が大幅に短縮されます。このソリューション設計時の大きな焦点は、IT 運用チームと管理者がコーディングの専門知識を必要とせずに自動化ワークフローを簡単に設計して実行できるようにすることでした。ICO では、拡張を続けている ICO ライブラリから事前構築済みのタスクとワークフローを「ドラッグアンドドロップ」することで、独自の要件に対応できます。お客様は、自動化するインフラストラクチャはもとより、インフラストラクチャにアクセスできるユーザ、その使用方法も常に完全に制御することができます。

リスクを低減し安心感を提供

マルチドメインのハイブリッド環境向けに設計され、直感的で洗練されたアプローチを利用する ICO は、個々のコンポーネントやワークロード、サービスから、システム全体に至るインフラストラクチャのプロビジョニングプロセスを簡素化します。また、事前にプログラムされたモジュールを通じてお客様の時間を節約し、プロビジョニングプロセスの標準化にも役立ちます。反復可能な自動ワークフローは簡単にカスタマイズでき、組み込まれていないあらゆる要素を追加できます。結果として人的ミスが発生するリスクが軽減されるため、バグ、導入の遅延、さらにはサービス停止のような重大な問題が発生する可能性が低くなります。

ICO は、進化するお客様のクロスクラウドおよびクロスドメインの要件に対応するために、今後も新しい機能を追加してサービスを充実させていきます。ICO をお試しいただければ、他の製品との違いをご理解いただけるはずです。

今後の ICO ブログにもご期待ください。コメントや質問がある場合は、必ず確認させていただきますので以下のコメントセクションを使用して投稿してください。ハイブリッド環境における自動化プロセスの安全と成功をお祈りしています。次回のブログでお会いしましょう。

始めるためのリソース

Intersight Cloud Orchestrator には、Intersight Premier ライセンスpopup_iconが付属しています。90 日間の無料トライアルpopup_iconを利用して、ICO を通じたクラウドのオーケストレーションをご体験ください。シスコがこの製品を推している理由をお分かりいただけるはずです。

Authors

小久保 依美

事業部長

クラウドアーキテクチャ事業部

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