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還付金が増えるという確定申告代行詐欺などのように、税金に関する詐欺は毎年発生しています。
しかし今年はコロナ禍により、例年とはやや様相が異なっています。新型コロナウイルス感染症は私たちの生活のすべてを変えましたが、今年の確定申告の期限も 5 月 17 日に延長されています(例年は 4 月 15 日)。これに便乗した、まったく新しいタイプの詐欺キャンペーンが発生しています。
今週のエピソードでは、初参加の Jaeson Schultz が、実際に確認されている電子メールスパムキャンペーンと、例年、確定申告の時期に見られる詐欺とはどういった点が違うのかについて説明しています。今年のような困難な時期に、税務関連の支援と称するキャンペーンに攻撃者がどのような手を加えているかの解説と、こうした詐欺を回避するためのアドバイスを Jaeson が行っていますのでぜひ参考になさってください。以下は詐欺メールの一例です。
Jaeson はこれ以外に、感染症関連の別の詐欺についても語っています。ワクチン接種を受ける代わりに現金「報酬」が得られるというメールや、新型コロナの変異株に関する新しい情報を入手できるというメールが出回っているのでご注意ください。
本稿は 2021 年 04 月 30 日に Talos Group のブログに投稿された「Talos Takes Ep. #51: COVID and Tax Day have perfectly aligned for spammers」の抄訳です。