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【Webex パートナー探訪】 株式会社日立情報通信エンジニアリング 様


2021年3月3日


ハイブリッドワーク時代のオンラインコミュニケーションを支える、シスコビジネスパートナー(代理店)様を Webex で直撃取材!シリーズもいよいよ第5回となりました。

Webex を核とする Cisco コラボレーションソリューションは主にビジネスパートナー(代理店)様を通じ、お客様に提供されています。本ブログシリーズでは、各社独自の取組みや今後の展望などをお伺いし、お客様の働き方改革や事業領域におけるデジタル改革をいかにご支援できるかについて、コラボレーションビジネス チャネル開発担当の田名部朋子がナビゲート致します。

*ハイブリッドワークは在宅勤務とオフィス通勤の融合を指し、オンラインと対面の円滑かつ効果的なコミュニケーションを実現することで、組織と個人の可能性を広げるニューノーマルの働き方です。

 

第 5 回は、日立情報通信エンジニアリング様です!取材にご協力いただいた皆様をご紹介します。

【Webex パートナー探訪】日立情報通信エンジニアリング様

【Webex パートナー探訪】日立情報通信エンジニアリング様

 

Q1. 御社の事業内容と特長を教えて下さい!

当社は、創立当初よりサーバ、ストレージ、情報通信事業の設計開発に長年携わり、その中で培ってきた高度なエンジニアリング力で、日立グループのプロダクト事業の一翼を担ってまいりました。

シスコとの関係性は1993年からシスコ社製品を取り扱うシスコ ゴールド認定パートナーとして、ネットワーク、データセンター、セキュリティ、そしてコラボレーション ソリューションの導入から保守まで、トータルに支援しています。

対象業界も公共、金融、産業、流通と幅広く、中でも近年、IoT に関するご相談が増加しています。また、自治体や金融業界でもクラウドシフトの動きが進み、シスコ製品のセキュリティ性の高さから、多くの案件でシスコと協業して進めています。

 

 

Q2. With コロナの時代のビジネス状況、お客様からの要望や関係性に変化はありましたか?

当社では 2020 年 4 月に、大崎ソリューション協創センタを開設しました。これは「もっとお客様の声を聴いて、真の課題を見つけ出し、そして一緒に解決しなければならない」との思いで、従来のネットワークシステムの検証施設をさらに進化させ、『体験』『実証』『協創』の 3 つの空間を兼ね備えた、まったく新しい解決の場として誕生しました。

コラボレーションはなにより、体験が大切です。実際に来て実機を触っていただく、自社に入れた際の利用感を想像していただける場所として活用いただいています。

2020 年 6 月以降お客様にご来場いただき、実にその 75% が経営層や管理職であることからも、コラボレーションの重要性や、求められるスピードの高まりを実感しています。

ソリューション協創センタの対応と取り組み

Withコロナ時代のビジネス状況

コラボレーションがこれまでの『あるといいな』的なニーズから、事業継続のために欠かせない、経営課題解決の重要な取り組みへと変わり、当社のプレゼン内容も技術的視点から経営課題のためのメッセージへと、切り替えを行いました。

既に何らかのツールを利用されているお客様も多いので、他のツールとの差別化ポイントや、当社自身で実践している活用法へのご質問が多いですね。

 

 

Q3. ハイブリッドワーク時代に突入し、御社として変わられたことがあれば教えて下さい!

パンデミック当初は全面的にリモートへとシフトしましたが、徐々にテレワークとオフィスのハイブリッドな働き方へ変化しました。

ご来社いただく、あるいはお客様先でのデモや商談も、最少人員かつ、場所を問わずにどこからでも必要なスタッフが参加できるよう、デモのスクリプトやご紹介資料の見直しを行いました。

実際、大崎ソリューション協創センタでの打ち合わせも、その大半は対面とリモート参加のハイブリッド形式です。密を避け、別室からもメンバーが参加したり、リモートから参加されるお客様向けの画面構成を考えるなど、創意工夫を凝らしました。

 

 

Q4. 御社イチオシのサービスをご紹介ください!

Cisco Webex をはじめとするコラボレーションツールは多くの方が日々使うものですので、実際に見て、触ってという体験が重要だと思います。まさにそのための大崎ソリューション協創センタですので、まずは体験いただきたいと思います。

また、当社では Webex を活用されるお客様向けに「問い合わせサポートサービス」をご用意しています。細かな使い方から運用面でのお悩みなどを当社が受け持つことで、お客様には安心してご利用いただくことができます。よくあるチケット制などのインシデント型ではなく、契約期間内はフリーで、どんなことでも気軽にお問合せいただける点が特長です。

もう一つは、オンラインイベントの運営サポートです。Webex はリモート会議に留まらず、お客様向けウェビナーや採用活動など、オンラインイベントとしての活用ニーズも高まっています。当社自身もウェビナーやオンラインイベントを数多く実施する中で、専用端末を組み合わせて利用する、モバイルから参加していただく、照明の設置方法といった、具体的な開催ノウハウを蓄積しています。今後は、それらをコンサルティング的なサービスとして積極的に提案し、お客様と一緒に共創していくことを目指します。

また、社内にプログラム開発のエンジニア部門がありますので、さまざまなテクノロジーを組み合わせてスピーディーにお客様課題を解決することが可能です。一例としては、感染防止対策としてサーマルセンサによる自動検温と接触追跡の仕組みを開発し、多くのお客様から反響をいただいています。

徹底した感染予防対策による来客受入と、オンライン活用の両面から協創の取り組みを開始

 

Q5. コラボ関連で特長的なユースケースがあれば教えてください!

お客様からのお問い合わせとしては、従来は会議室でのビデオ会議のみだった遠隔のコラボレーションを、BCP(事業継続計画)観点で全社に拡大したい、といったお声が多いです。その場合、既存のビデオ会議システムは維持しつつ、そこに Webex で PC やタブレット、スマートフォンなどモバイルから参加できるように拡張するプランをお勧めしています。

また、IoT に関心があり大崎ソリューション協創センタを来訪され、コラボレーションに興味を持たれるケースや、逆にコラボレーション起点で来訪いただき、IoT デモ設備に触れていただくといったケースも増加しています。当社は、日立が提唱するデジタルイノベーション「Lumada(ルマーダ)」とも連携しています。

いずれのケースも、お客様の声を社内でコラボツールを用いて共有してノウハウとして蓄積、今後のサービス提供に活かす取り組みを実施しています。

 

 

Q6. 今後の展望やシスコへの期待を教えて下さい

「シスコとはこれまでも常に連携し、協働してきました。当社でお客様の課題をヒアリング、解決策を模索していく中で、テクノロジーについてシスコの方に語っていただくと説得力が増します。これからも新たな時代に沿った、提案のための情報や資料の提供に期待しています。」(篠崎様)

「シスコにはこれからもネットワーク、セキュリティ、コラボレーションのグローバルシェア No.1 の強みを発揮していただきたい。他ベンダーも追い付き追い越せで来ますから、その中でも歩みを止めることなく常に驚きを提供して欲しいですね。我々もそれを伝えるやり方を考え、訴求のための努力を続けますので、これからも宜しくお願いいたします。」(橋本様)

<日立情報通信エンジニアリング様 シスコ関連 Web ページ>

大崎共創センタのご紹介
Cisco テレワーク支援特別プラン

 


ナビゲータ田名部のコメント

「コラボレーションが経営課題解決の需要な取組みとなった」ことが、大崎ソリューション協創センタの来客情報(経営層・管理職が 75%!)にも表れていますね!「問合せサポートサービス」や「オンラインイベント運営サービス」などコロナ禍において、手厚い痒いところに手が届く新たなサービスを次々に打ち出されていますね。今後、日立さんが誇る IoT 技術とシスコの AI を駆使したコラボレーション技術の融合によって、新しい事業や働き方が創造されていくことに期待が膨らみます!

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