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コロナ渦でのパラスポーツ活動の現状

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一都三県の緊急事態宣言延長を受け、都内および隣県の障害者スポーツ施設、ならびに公共のスポーツ施設等も利用できない状況が続いている為、競技に関係なくパラ選手の練習環境が無い、練習が出来ない、といった声をよく耳にします。

競技によってはトレーニング環境そのものがかなり限られているものもあり、それが使用出来ないとなると、もはや自宅でのウェイトと近所の走り込み、あとはイメージトレーニングなどしか出来ない、そういった選手も少なくはないと思います。

代表クラスの選手や団体には、ナショナル・トレーニング・センターが利用できますが、そこを目指して頑張っている選手にはなかなか環境が無いのが現状で、その差が開いていってしまっているのではないかと思いますし、マクロでみれば全体のレベルダウンとなっている状況が懸念されます。

卓球に関しては屋内の小スペースで可能というメリットもあるので、選手によっては地元公民館等の会議室などを借りて、そこに卓球台を用意してもらってというケースもありますが、でもそれもコロナワクチンの接種会場となる為に4月からは利用できない、なんて話も聞こえてきました。

ちなみに、一般の卓球場は体育館の閉鎖により逆に利用者が増えているところが多いようです。

障害者のスポーツ施設でも利用できることころも僅かにありはするのですが、感染リスクの高さが懸念されることもあり、そこは逆に利用者は少ないようです。

僕自身は活動拠点を民間の卓球場としているので、その点これまでとはほぼ変わらずに活動できていますが、パラ選手同士での練習となるとこれが思うようにいかず、非常に厳しい現状を思い知らされます。

練習が全く出来ないという選手も多い中、出来る選手でもごく限られた範囲で限られた相手だけとの練習が強いられているのが今の状況です。

季節は春を迎えましたが、まだまだ厳しい状況が続いています。

だからこそ、その時間をどう過ごすか、それがより大きな差になって現れるのだと思って、毎日の活動を続けています。

卓球用具メーカー STIGA の新しいカタログにも契約選手として掲載いただいているので、試合の有無に関わらずしっかりと積み重ねていきます。

STIGA Japan (stigasports.jp)

まだまだ気を緩めるわけにはいきませんが、チャンスを最大限に生かし頑張っていきます!

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