この記事は、Cisco Team Collaboration Group の VP/GM, Webex Meetings である Snorre Kjesbu によるブログ「Everyone is “in” with Webex Gestures」(2021/1/19)の抄訳です。
ブログシリーズ「対面よりも 10 倍優れたエクスペリエンスの実現」では、シームレスなコラボレーションとスマートな「ハイブリッドな働き方」に焦点を当てます。あらゆる時点で安全かつ包摂的(インクルーシブ)なエクスペリエンスを実現して強化することが本シリーズの目的です。
かつて対面での会議が通常に行われていた時、私たちはジェスチャや非言語的な仕草を使って発言の内容を強調したり、補足したりしていました。フィードバックループは効果的な会議の重要な部分を占めています。参加者の微笑や親指を上げる仕草は、「よくやったね!」や「素晴らしい!」という意思表示に受け取ることができます。また、顔をしかめたり、親指を下に向ける仕草は、意見に対する反対の意思表示に受け取ることができます。
ジェスチャは、言語の壁や、地理的な境界、さらには個人的な性格の違いを乗り越えることができ、話し言葉よりも多くのことを伝えられる場合があります。しかし、ほとんどの会議がリモートで行われ、会議参加者の半数がミュート状態になっている現在、非言語的な仕草を読み取ることはますます困難になっています。シスコは、言語、場所、働き方を問わず、参加者全員に共通のコラボレーション環境を提供し、10 倍優れたエクスペリエンスを実現するコラボレーション テクノロジーを通じてインクルーシブな未来を実現することを目指しています。
全員が会話に参加
Cisco Webex では、業界をリードするシスコの人工知能(AI)により、非言語的な仕草がアニメーション画像に変換され、会議参加者全員の画面に表示されます。手動でミュートを解除したり、キーボードやマウスを使用する必要もありません。Webex AI が有効になっている場合、手のジェスチャが自動的に認識されます。
会議中に自分と同じ意見を述べている人がいた場合、Webex では、親指を立てて賛成の意を表したり、拍手を送ったりすることができます。またプレゼンターの注意を引きたい場合は、手を挙げたりすると、ジェスチャ機能によって自動的に認識されます。さらに、微笑や笑いを絵文字で返すこともできます。
会議で自分の考えを表明
Webex のジェスチャ機能は楽しいだけでなく、発言できない環境でも会話に参加して自分の考えや意見を表明できる素晴らしい機能です。反応を返すためにアイコンを探してクリックする必要はありません。Webex AI が手の動きをアニメーション画像に自動変換してくれます。プレゼンターにとっては、全員がミュート状態でも、参加者の反応をすばやく読み取ることができる優れた機能です。
アイデアを共有したり、意見を述べたりするために会話が途切れるのを辛抱強く待っていたにもかかわらず、話題がすぐに変わってしまい、発言の機会を逃したという経験は誰にでもあるでしょう。「付け加えたいことがあるんだけれど、5 分前の話題だから…」と。
参加者の反応も簡単に把握
リモートのチームメンバーに向かって提案を行っているにもかかわらず、ミュート状態の参加者が多い場合、チームメンバーが提案に賛同しているのか、反対しているのかがよくわかりません。その提案を上司に持ちかけた場合、チームメンバーはサポートしてくれるでしょうか。
内気な性格ながらも、参加者に対してライブでプレゼンテーションを行うのが楽しいと感じる私にとっては、どちらの状況も身につまされます。私も対面での会議では最善を尽くし、参加者からの直接的な反応や意見を参考にして議論を進めるようにしています。会議の流れを止めないようにするには、微笑んだり、笑ったりするのが非常に効果的です。
全員が会話に参加しているとわかれば、会議やコラボレーションがより効果的なものになります。参加者全員が自分のメッセージを理解していることを確認できれば、プレゼンテーションをスムーズに続けることができます。しかし、困惑した顔やしかめた顔でいっぱいの会議では、話の進め方を変える必要があります。そうすることで、参加者全員が共通の理解を持ちながら会話に参加できるようになるからです。
Webex がもたらすカスタマイズされた、インクルーシブなエクスペリエンス
Webex では、作業している場所を問わず、誰もが自分に合った方法でコミュニケーションを行えるとともに、カスタマイズされたエクスペリエンスが提供されるため、さまざまな変革がもたらされます。Cisco Webex はコラボレーションに AI を活用するソリューションの先駆け的存在ですが、従来より 10 倍優れたエクスペリエンスを提供するシスコの取り組みの一環にすぎません。
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