過去を振り返る
過去20年間、伝統的なネットワークに大きな変化は見られませんでした。各ネットワークデバイスは、SSH を使用してリモートで個別に管理するか、エンジニアがデバイスに物理的にアクセスしてコマンドラインで設定する必要がありました。このプロセスは効率的ではありませんし、エラーが発生しやすいこともお分かりでしょう。
今日では、私たちはコードによってネットワークが構成され、実装され、管理される全く新しい環境に置かれています。5年前に使用していたツールは廃棄され、オープンソースのリソースやカスタムビルドのアプリケーションに取って代わられつつあります。ネットワークプロフェッショナルには、自動化とプログラミング機能を活用しながら、統合ワークフローを介してネットワークを管理する能力が求められています。そのためには、従来のネットワークエンジニアにはない、新たな独自のスキルセットが必要とされます。
つまり、業界は進化しています。この進化を促しているものは何でしょうか?
ビジネスニーズからデータセンターや本番環境に至るまで、私たちの働き方や働く場所は大きな変化を遂げています。インフラストラクチャは、新しいビジネスニーズをサポートするために、ネットワークやサービスを迅速かつ大規模に提供する必要があります。
Connect, Secure, Automate
Cisco Live 2021 の話に戻ります。シスコの新しいミッションステートメントは、Connect、Secure、Automate (接続、セキュリティ、自動化) です。このテーマは、テクニカルセッション、実践的なラボ、ワークショップなど、このイベント全体を通じて確認することができます。
今年、私は著名な Hank Preston 氏と共に、Reimagine Applications Channel のホスト役を務めることを楽しみにしています。Hank 氏は、彼のブログシリーズ 「Ask Hank」 でご存知の方も多いと思いますが、その記事の中でネットワーク自動化に関する皆様からの質問に答えています。
さらに私は、「シスコ認定プロフェッショナルエンジニアの未来」 と題したパネルディスカッションに、Cisco Distinguished Engineer の Joe Clarke、Cisco Global Certifications Director の Yusuf Bhaiji、および NetCraftsmen 社の Network Architect である Carole Warner Reece 氏と共に登壇することを楽しみにしています。このセッションへの登録はこちらから。
本セッションのトピック:
- なぜネットワークの自動化が必要なのか
- 未来のエンジニアに求められるスキルとは
- それらのスキルを獲得する際に、シスコ認定ポートフォリオがどのように役立つか
- 自動化を適用した実例の紹介
シスコ DevNet のデベロッパーアドボケイトとして、また元ネットワークエンジニアとして、自動化は私が情熱を持って取り組んでいるテーマです。このディスカッションでは、私の経験をお話すると共に、パネリストの方々の専門的な知見を伺うことを楽しみにしています。
ぜひ、皆様も話の輪に加わってください。まだ Cisco Live 2021に登録していない方は、こちらのリンクから今すぐ登録してください。
ネットワークの自動化を始めたいのであれば、今が最適なタイミングです。
今すぐシスコ DevNet を始めましょう。
ぜひ下記のコメント欄でご意見・ご感想をお寄せください。メッセージでも質問でも何でも結構です。皆様とバーチャルでお会いできることを楽しみにしています。