Webex で直撃取材シリーズ – 株式会社プリンストン 様
ハイブリッドワーク時代のオンラインコミュニケーションを支える、シスコビジネスパートナー様を Webex で直撃取材シリーズが始まりました!
Webex を核とする Cisco コラボレーションソリューションは主にビジネスパートナー(代理店)様を通じ、様々な付加価値とともにお客様に提供されています。本ブログシリーズでは、各社独自の取組みや今後の展望などをお伺いし、お客様の働き方改革や事業領域におけるデジタル改革をいかにご支援できるかについて、コラボレーションビジネス チャネル開発担当の田名部朋子がナビゲート致します。
*ハイブリッドワークは在宅勤務とオフィス通勤の融合を指し、オンラインと対面の円滑かつ効果的なコミュニケーションを実現することで、組織と個人の可能性を広げるニューノーマルな働き方です。
記念すべき第1回は、株式会社プリンストン様です。
<取材にご協力いただいた皆様>
Q1. 御社の事業内容と特長を教えて下さい!
プリンストンは「コミュニケーションの価値を創造します。」を企業理念に、ビデオ会議や音声会議、Web 会議などのプロフェッショナルやエンタープライズが求めるハイレベルなニーズに応えるマルチベンダーとして、多様なソリューションを提供。多くの企業や教育現場、医療シーンなどで、コミュニケーションの円滑化に幅広く貢献しています。オフィスユースはもちろん個人でのホームユースにも対応し、近年ではタブレットやスマートフォンなどに対応した、デジタルガジェットやアクセサリーも展開しています。
シスコとはビデオコミュニケーションカテゴリーの「プレミアパートナー」として、ビデオ会議や音声会議、Cisco Webex ソリューションを全国の販売パートナー様を通じて多くのお客様に提供するほか、弊社独自の保守サービスも提供しています。
中でも即納在庫を持ち、業種や業界、業務範囲ごとに強みを持つ全国のパートナー各社と幅広いリレーションがあり1社では完結の難しい案件に対してマッチング、協業のハブ的な役割を持つ点も、特色です。
Q2. With コロナのビジネス状況、お客様からの要望や関係性に変化はありましたか?
従来、オフィスでの会議室同士を専用端末で会議接続する案件が多かったのですが、COVID-19 の影響でテレワーク、ホームワーク需要が高まり、Cisco Webex に代表されるWeb会議ライセンスの需要が急増しました。また、パソコンやモバイル端末によるコミュニケーション機会が増えたことで、ヘッドセットなどの周辺機器の需要も大幅に増えました。
かつては「移動費削減」が主目的とされた遠隔コミュニケーションですが、時代と共にそのニーズは変化を遂げてきました。これまでも SARS や新型インフルエンザの世界的な流行、震災や台風などで需要が増えたことがありましたがいずれも一時的、もしくは局所的でした。しかし今回は、世界的に外出できないという前代未聞の事態となり、コミュニケーションが継続した経営課題として捉えられた印象があります。
Q3. ハイブリッドワーク時代に突入し、御社として変わられたことがあれば教えて下さい!
当社ではこれまでもテレワークを推進してきましたが、今回、全社的に拡大しました。人と直接会えない、モノを見せることができないという事態を受けて、Webex を利用しお客様との商談やサポートを行うなど、オンラインでのコミュニケーションによりビジネスを止めることなく進めることができました。
これまでオフライン、集合型で実施していたデモンストレーションや勉強会、セミナーも Webex Events を利用してオンラインで実施。それにより実施回数も増やすことができ、販売パートナーやお客様に、よりホットな情報提供を行うことができるなど、営業もハイブリッド化して、選択肢が増えた感触があります。
その中でリモートのよい面、悪い面も把握できましたし、現在では単にオンライン化する段階から一歩進んで、より見やすい、伝わる、そして飽きさせないやり方を各メンバーが自主的に考えて、各自実践してくれています。
Q4. 御社イチオシのサービスをご紹介ください!
当社は 1998 年より会議システムの代理店として活動しており、長年培った専用端末の知識や経験に加えて、Cisco Webex などのクラウドサービスも提供できることで、ハードからアプリ、クラウドサービスまで UC ソリューションをトータルに提案、提供できる総合的なソリューションベンダーです。
また、パソコン周辺機器や ATEN などの映像システムソリューションも取り扱うことで個人からオフィス内のハドルルームや会議室など、幅広い環境に最適なアイテムを組み合わせて提案することも可能。また、お客様への導入提案から、東京/大阪/名古屋/福岡オフィスでのデモンストレーションや検証への対応、導入設置・アフターとなる保守サービスまで、コミュニケーション環境の導入を、最初から最後までサポートできます。
Q5. コラボ関連で特長的なユースケースがあれば教えてください!
これまで専用端末やサーバー機器をオンプレミスで導入されていたお客様が、Webex サービスもさらに導入され、オンプレミスとクラウドサービスのハイブリットな環境を構築されるケースも出てきており、利用シーンに合わせて、デバイスやプラットフォームを使い分けられるケースが増えて来ています。
当社のユニークな点としての『業界や技術で強みを持つパートナーのハブ的な役割』としてのケースですと、例えば学校で、これまで教室や研究室の小規模で行われていた遠隔講義を今後は大講堂で実施したい、というご相談がありました。通常のビデオ会議端末ではなく 200 インチのディスプレイやスピーカー、複数カメラの設置などが必要です。そうした場合、文教エリアでの設備工事を得意とされているパートナーをご紹介して、対応いただくようマッチングしました。
AV が得意でもネットワークには弱い、あるいはその逆など、各社それぞれに得意な領域や技術をお持ちです。また、業種や業界、エリアごとでもさまざまな得意分野があります。地域によってはこういう案件はどこに相談したらよいのだろう?とお悩みのケースもあると思います。当社はこうしたケースに対しても多くの専門分野に精通したパートナーとの深いリレーションにより、最適解を導くことができます。
Q6. 今後の展望と、シスコへの期待を教えて下さい
ウィズコロナ、また今後のアフターコロナの状況となると、テレワーク、オフィスワークの両方を状況に応じて行うハイブリットな働き方が、より促進されると考えています。自宅でもオフィスでも外出先でも、最適なデバイスを利用して、シームレスにつながるコミュニケーションの需要はもっと拡大し、オフィスでも Web 会議にシームレスにかつ簡単につながる専用端末の需要が必ず増えると思います。
ただしハイブリッドと一言で言っても、その構築、導入や運用、管理は複雑です。当社はその部分のプロとして、ご利用いただくお客様に複雑さを意識させないソリューションを提供したいと考えています。
「シスコは Webex でアプリケーションも専用端末もトータルに提供しており、今後もユーザーに使いやすく最適なソリューション提供が可能で、今後も弊社の主力ソリューションであると位置づけています。シスコとは課題を率直に話せて、常にそれに対する提案をいただける点が、他のメーカーにない特長だと思います。これから 5G など、さらなるユーザーニーズを先取りするような先進的・革新的な機能を取り込んだシステム、サービス提供にも期待していますし、Webex One イベントで発表されていた最新の機能や、新しい端末、システムを実際にお客様へ提供できることを、楽しみにしています。」(小林様)
「私は Webex のライセンス周りを担当しています。シスコはこちらからお客様の求めることを漠然とお伝えすると、新たな技術を盛り込んでうまくカタチにしていただけ助かっています。今後もいろんなアイデアを持ち寄り、お客様目線の課題解決に協力し合っていきたいと思います。」(細川様)
「私は自社カタログやセールスツール類の整備を行っています。いつもシスコから提供される情報が真新しく、とても参考になります。どんどん出てくるので楽しみでもあり難しくもあるのですが、これからも新たなソリューションの展開に期待しています。」(今井様)
「シスコはじめ、各メーカーとのプロモーションを担当しています。オンラインイベントなどを開催するとお客様は『ほかとなにが違うのか』に興味が集中している実感があります。中でもシスコは常に他に先駆けてユニークなソリューションを提供しているイメージがあります。我々はそれがお客様のどういった課題に貢献するのか、を一緒に考え、協業して行きたいと考えています。」(阿部様)
<プリンストン様 シスコ関連 Web ページ>
Cisco Webex ブランドサイト https://www.princeton.co.jp/cisco/
ナビゲーター田名部のコメント
20 年以上のビデオ会議領域におけるご経験と実績を有されるからこその「業界や技術で強みを持つパートナーハブ」としての存在感は圧倒的ですね!様々なハードウェアの即納体制も魅力的です。オンラインコミュニケ−ションを上手に活用するためのインフラ構築の手段は、実は多岐に渡りかつ複雑。導入を検討されているお客様も、お客様へご提案される立場のベンダ様も、是非プリンストン様にご相談、全国のデモンストレーション施設で体験されてみてはいかがでしょうか?