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【Webex パートナー探訪】株式会社IIJ グローバルソリューションズ 様

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Webex で直撃取材シリーズ −株式会社IIJ グローバルソリューションズ 様

ハイブリッドワーク時代のオンラインコミュニケーションを支える、シスコビジネスパートナー(代理店)様を Webex で直撃取材!シリーズ第 2 回。

Webex を核とする Cisco コラボレーションソリューションは主にビジネスパートナー様を通じ、お客様に提供されています。本ブログシリーズでは、各社独自の取組みや今後の展望などをお伺いし、お客様の働き方改革や事業領域におけるデジタル改革をいかにご支援できるかについて、コラボレーションビジネス チャネル開発担当の田名部朋子がナビゲート致します。

*ハイブリッドワークは在宅勤務とオフィス通勤の融合を指し、オンラインと対面の円滑かつ効果的なコミュニケーションを実現することで組織と個人の可能性を広げる、ニューノーマルの働き方です。

第 2 回は、株式会社IIJ グローバルソリューションズ様です。

<取材にご協力いただいた皆様>

株式会社IIJ グローバルソリューションズ様


 

Q1. 御社の事業内容と特長を教えて下さい!

当社は2013年に国内初のシスコ TPaaS (TelePresence as a Service) 認定を取得したマネージド・コラボレーションサービス「COLLABO de! World」として、ビデオ会議の利用に必要な国内外のネットワークや機器の調達、導入、運用ヘルプデスクまでをクラウドにたてつけ、月額課金にて提供しています。その経験値から、お客様企業のコラボ環境整備において、オンプレミスからクラウドへの段階的な移行をサポートすることを得意としています。

COLLABO de! World

COLLABO de! World

また、もともとプレミア認定パートナーとしてネットワーク、セキュリティ分野においても同様にハード、ソフトをフルシスコで構成し、クラウド マネージドサービスとして提供してきた実績も豊富ですので、製造業や官公庁、地方自治体など、要件の厳しいネットワークでのコラボレーション ソリューションの提供にも強みを持ちます。

 

Q2. With コロナの時代のビジネス状況、お客様からの要望や関係性に変化はありましたか?

当社は数年前からシスコとも連携して、お客様企業への働き方改革の浸透を目指し活動してきました。当初はお客様の中で優先順位が上がらず検討がなかなか進まない状況でしたが、2019年9月の大型台風直撃を境に変化が起こりました。そして2019年末、2020東京オリンピックの開催を見据えいよいよ本格的な導入気運が高まるタイミングで、今回のCOVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大によるパンデミックが直撃した、という印象です。

緊急事態宣言の解除後、夏から秋にかけて少し落ち着きを取り戻しましたが、お客様各社ではその間、突貫でテレワークするための環境を整備したが故の新たな課題が浮き彫りとなり、現在は、その是正に取り組む動きが活発化しています。

 

Q3. ハイブリッドワーク時代に突入し、御社として変わられたことがあれば教えて下さい!

政府の緊急事態宣言発出などの非常下では感覚的にこれまでの 100 倍近い反響があり、しかもこれまでと違い、緊急性を要するリクエストが急増しました。これまで取引のないお客様からのインバウンドの引き合いも多く、新たにインサイドセールチームを立ち上げ、お客様のご要望に迅速に対応できるよう体制整備を行いました。また、お客様との商談は対面からオンラインへほぼ 100 %シフトし、これまで来場型で実施してきたセミナーは現在すべてオンラインで実施。このように当社自身の経験やノウハウを活かしながら、お客様への提案活動を行っています。

 

Q4. 御社イチオシのサービスをご紹介ください!

非常時にも事業継続がうまくいったお客様と、うまくいかなかったお客様に二分した印象があります。うまくいかなかったお客様では、テレワークを行うためのツール、それを支えるネットワークインフラ、さらには制度・文化という3つの側面のうち、どれかが欠けているケースが多かったように思います。このようなケースに対し、当社では『Webexを買ってください』ではなく、現状の課題点を解消するためのコンサルティングアプローチで、ツールとしてのWebex提案に留まらず、それを支えるネットワークインフラ、ビデオ会議との連携、セキュリティ面からトータルな課題解決策をご提案します。

当社には Webex Video Mesh※や Gateway を当社の基盤上に構築して提供する独自ソリューションがあり、これまでオンプレのビデオ会議システムを利用してきたお客様が、品質を維持しつつスムーズに Webex クラウドに移行できるようご支援しています。

  • Webex Video Mesh はお客様社内のビデオ会議端末や PC のトラフィックを終端し、オンプレ品質のビデオ会議を実現します。外部接続がある場合には Webex クラウドとカスケード接続し、インターネットのトラフィックを最小限に抑制します。

オンプレとクラウドのハイブリッド~ Webex Video Mesh

もう一つのニーズは、イベントのオンライン化の引き合いです。これに対して当社では「Webex Eventパック」として対応しています。これは Webex Events ライセンスとビデオ会議専用端末に加えて、オンラインイベント開催時の不安を払しょくいただくトレーニングと、3 か月間無料の技術支援を提供します。導入から立ち上げまでの期間限定のサポートとすることで、コストを抑えて利用いただくことが可能です。

Webex Eventパック

Q5. コラボ関連で特長的なユースケースがあれば教えてください!

急速なデジタルシフトが加速する中で、いま是正すべき課題としては、利便性を求めるが故にセキュリティが危うい、または既存のセキュリティポリシーに従ってガチガチに構築したため安全性は高いものの利便性が低い、といった両面があり、そのバランスをいかにとるかを課題として挙げられるお客様が多いです。

例えば、社内では O365 と Microsoft Teams を利用しているが、社外のお客様や取引先とは接続できない、といった課題です。全般的に SASE  も意識した可用性、可搬性の高いネットワークを求めるニーズが高いこともあり、社内向け、社外向けなど用途に最適な基盤やツールを整備し、それに合わせて Web 会議に必要なネットワーク、セキュリティのあり方を見直していきましょう、という“デジタルワークプレイス”推進の提案を行っています。

具体例としては、O365 を導入されている製造大手のお客様に、用途に応じた使い分けを前提に Webex の全社導入をご提案する中で、シングルサインオンや多要素認証といったセキュリティ強化やネットワーク最適化など今後のハイブリッドワークを見据えたトータルな提案を行い、ご採用いただいたというのが特長的なユースケースといえるでしょう。

デジタルワークプレイス 推進

もともと当社は製造業のお客様が多いのですが、最近は中央省庁や地方自治体などからの引き合いも多く、シスコ製品の信頼性が評価されています。もちろん当社が長年実績も豊富な、リッチなビデオ会議専用端末も組み合わせた提案が可能です。

 

Q6. 今後の展望と、シスコへの期待を教えて下さい

「シスコとは長いお付き合いの中でコラボレーションの土台を一緒に立ち上げて来ましたが、また今回、ニューノーマルにおける新たな取り組みを一緒に行えることを嬉しく思います。シスコには今後とも、ビジネスシーンにマッチした新たなテクノロジーに期待しています。そして、協業によりお客様に新たな価値を提供していきたいと考えています。」(竹島様)

「ここにきてコラボレーションは一気に民主化したと言いますか、誰もが使うインフラとなり、これからの DX の要になると感じています。その中での差別化は難しくなると思いますが、シスコにはさらなる進化を期待すると共に、我々もしっかりキャッチアップして、お客様のデジタル変革のお手伝いをしていければと考えています。」(田中田様)

「コラボレーションがあたりまえのツールとなったからこそ、シスコにはよりつながる、見える、聞こえるといった基本機能の充実と、さらに研ぎ澄ませて圧倒的なアドバンテージを示してくれることに期待しています。」(大川様)

 

<株式会社IIJ グローバルソリューションズ様 シスコ関連Webページ>

 

ナビゲーター田名部のコメント

ネットワークやセキュリティなどのITインフラを含め「デジタルワークプレイス」のあり方を包括的かつ柔軟にご提案頂ける株式会社IIJ グローバルソリューションズ様。オンプレミスとクラウドのハイブリッドな環境をマネージドかつ月額課金でご提供いただけるなど、サービスプロバイダーとしての特長も光りますね!ソリューション導入前のみならず、導入後も続くきめ細やかなサポートは、お客様のデジタル変革の強力な味方になると確信しています!

Authors

田名部 朋子

Partner Business Development Specialist -Collaboration

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