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困難な状況下、妥協のない取り組みを今後に向けて


2020年7月29日


国際クラス別パラ卓球選手権大会の中止が発表されました・・・

まだまだ困難で不安な状況が続きますが、国内のパラ卓球においてもまたひとつ残念な連絡がありました。

毎年11月から12月頃に大阪で開催される国際クラス別パラ卓球選手権大会の、今年度の中止が発表されました。
これは実質的にパラ卓球の全日本選手権にあたるもので、これまでは国内大会唯一の代表選考を兼ねたものでした。

パラ卓球は多くのボランティア・スタッフの協力を得ることもあり、そういった部分でも開催が困難になったようです。
現状では年内の試合の予定は全くなく、場合によってはこのまま今年度中の試合すら無いこともありえるような状況ですし、次年度の代表選考についても未だ発表はされていません。

つい先日も、国内のプロチームに所属するトップ選手とお話をする機会があったのですが、ナショナル・トレーニング・センターを含め練習する環境はあるけれど、試合がないのが辛い、モチベーションの維持が大変です、といったお話をされていました。
おそらくは世界中どの競技の選手でも大半がそうだと思います。

練習は出来るけれどこれまでとは異なる環境を強いられていたり、遠征等も出来なければ、普段とは異なる環境や選手との接触に不安が無いわけでもないので、極力限られた範囲での活動を余儀なくされていて、そういう点においても少なからずのストレスが生じている状況ではあります。
ですが、その中にも出来ることはたくさんある。そこでモチベーションを切らさずに活動をしていく。ある意味メンタルのトレーニングと捉えることが出来るかもしれません。こじつけですが(笑)

まずは、コンディショニングに加えウィルスとも戦っていく。

そして、以前のように、窓を閉めて風の入ってこない環境で、ボランティアのみなさんの協力を得ながらプレーできるような社会を少しでも早く迎えること。その為に今自分がどう活動すべきなのか、妥協することなく取り組んでいこうと思います。

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