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困難な状況下でのトレーニング・運動不足解消法


2020年4月8日


再開に向けてスタートダッシュの準備

まさかこんな状況になるとは。

今は台でボールを打つことが出来ず、全ての活動を自宅で行うのみですが、でもこのストレスはこれから先へのモチベーションともなっているので、とにかく出来ることをしっかりと積み重ね、再開時のスタートダッシュのための準備を行っている毎日です。

大半の方にとって自宅でのデスクワークで外出も制限されるとなると、心配されるのはやはり運動不足。

僕のような脊髄損傷の場合、下半身の筋肉がほぼ機能しないので、ただ座ったままの姿勢でいるだけではあっという間に足がものすごくむくみます。靴が履けなくなるほどです。実はそれが一番の悩みの種。

ですが、上半身を動かすだけでも全身の血流が良くなるのは過去のデータから証明されているそうなので、僕個人は通常のトレーニングメニューに加え足をむくませない為のメニュー(背中の大きな筋肉を動かす)も取り入れています。

自宅にトレーニングのマシンがあるなんて方は極々限られた方だけだと思いますが、チューブを活用すればそれに匹敵するトレーニングも有酸素運動も可能ですのでお勧めです。

また、運動不足解消としては肩関節と股関節を動かすのがおすすめです。それぞれ球関節と呼ばれますが、その周りには大きな筋肉がついているので、それを動かすことで全身の血流を促しますし、さらにその際に呼吸を合わせることで、運動効果にリラックス効果を加えることも出来ます。

ちなみに、呼吸法としては、3秒吸って、1秒止めて、6秒吐くが一つの目安。吐く時間を長くとることがリラックスのポイントですし、スポーツにおいてもメンタル面で重要なテクニックとされています。

自宅で出来る理想的な運動、それはズバリ「ラジオ体操」です。あれは実に理にかなった「運動」だと思います。ただし、本気で動かすこと。本気でやれば、結構な負荷の良いトレーニングになると思います。

とにかく今は我慢の時。この困難を無事に乗り越えられるよう頑張っていきましょう!

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