JR東日本 本社様での講演
先日、JR東日本 本社様で講演をさせていただきました。
なんとご指名を頂いてのことです。
社員の皆様に向けた講演で、私自身が障害を負う前と後での、自分自身とまた自分を取り巻く環境や社会の変化や気付きを主に、30代になるまでは健常者だったというリアルなチェアウォーカーの目線で、「それほど特別視しなくて大丈夫です」というタイトルで講演させていただきました。
JR東日本様では各パラ競技選手を招いた講演を行い、そこから多くを学ぶ機会を設けられているとのことで、であれば、私はあえて主観を前面に出し、自論をお話しさせていただくことにしました。
現場勤務の方も大変多くいらっしゃったので、講演後のQ＆Aでは現場でみなさんが実際に取り組まれている活動に関しての具体的なアドバイスを求められたり、また、ひとつのキーワードに対しての僕個人の考えを質問いただいたり、僕自身のダイエット方法を質問いただいたりと、率直なコミュニケーションを取っていただけたことがすごく嬉しかったのでした。
車椅子利用者に限らず障害を持つ方との交流、コミュニケーションの機会が無い、あるいはほぼ無いという方も少なくないと思います。
だから、「どう接して良いか分からない」という方が多いと思います。それもまた僕自身の経験からです。
ですので、この機会に僕という障害者とフランクに接してもらい、なんだ、別に普通の社会人と同じなんだと、普通に接することが出来るじゃないかと実感していただき、それこそ経験値をプラスしていただくことが、ある意味講演の成功になるのではないかとも思っていますが、最後のQ＆Aの時間の盛り上がりがそのバロメーターだとも思っているので、今回も笑顔を交えながらの「会話」が出来たことに僕自身が楽しませていただきました。
2020年は世界中のパラ・アスリートが東京に集いますし、その活躍を楽しむべく全国からも多くの障害を持つ方々が東京に集うことと思われます。
それをシスコも同様に、様々な企業、様々な方々が様々なシーンでサポーツする訳ですが、僕自身そのお手伝いが少しでも出来たなら、ひとりのチェアウォーカーとして嬉しい限りです。
でも、僕が活躍すべきステージは別のところにあるので、それをしっかり頑張っていきます。
11月末にパラ卓球の実質的全日本選手権があるので、現在はそこに向けて調整中です。
良い結果を報告できるように頑張ります！
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