少し前のことになりますが、6月19-21日 学校教育総合展 EDIX 2019 のインヴェンティット株式会社様のブースにお邪魔しました。EDIX は、教育業界を主なターゲットとした展示会です。久しぶりに EDIX に参加し、IT 活用に対する教育業界の高い関心と、各学校や各教育委員会の熱意と奮闘される姿に触れました。公共系のお客様を担当していた私にとっては 2010年、2011年以来久しぶりの参加となりました。当時は電子黒板もまだ世に認知が広がり始めた頃で、iPad も発売されたばかりでした。当時シスコのブースではそんな電子黒板と iPad をシスコの無線 LAN 機器で繋ぎ、Cisco Webex の画面共有の機能を使って電子黒板に映した電子教科書を手元の iPad にリアルタイムに配信する、というデモンストレーションをしていました。当時は iPad の物珍しさにも助けていただいたのか大盛況でした。電子化されたコンテンツによって教師の負担が減り、双方向なコミュニケーションが増え、一人一人の生徒の学習状況により気配りができる。板書を待ちそれをノートに写すという一方通行の授業が変わり、より人間らしい教育ができる、そんな未来を創造想像しわくわくしたものでした。
さて、なぜインベンティット様のブースにいたかというと、教育業界において大変人気のある MDM(Mobile Device Management)である mobiconnect が、Cisco Security Connector(CSC)を配布するサードパーティアプリケーションとして正式に連携が可能になったことがあり、インベンティット様ブースでそのことを紹介されるということで参加の機会をいただいていました。
ブースでは、mobiconnect ユーザ様によるプレゼンテーションもあり、なかでも聖徳学園中学・高等学校様の mobiconnect/CSC 活用事例は実際の取り組みとして多くの方の関心を引いていました。聖徳学園様は、ICT の教育への利活用について非常に積極的に取り組まれておられる学校です。今回も新しい教育にこのアプリケーションが大きく貢献できるのではないかと、学校でトライアルを実施されています。
CSC は iOS デバイスのアプリケーション活動を可視化することができ、DNS セキュリティを付加し、4G 接続中でも VPN 接続の外にいてもインターネット上の脅威から端末を保護します。教育の場面でのタブレット活用になんとなく抵抗感があるという親世代側の気持ちはあるかと思います。子供たちは端末を使いこなし、実は親世代が思っている以上に学習にうまく活用しているんだという事実を、聖徳学園様は実証されています。
この取り組みについて先日 CNET Japan 様から取材をしていただきました。ぜひ、インタビュー記事をご覧ください。
また、少し日程は迫っておりますが、2019年7月20日(土) 14:00〜17:00 に聖徳学園様に於いてセミナーが開かれます。この取り組みを含め、聖徳学園様の進めていらっしゃる「STEAM 教育と学びの実践」についてや、インベンティット様による「1人 1台 iPad 授業体験ワークショップ」、またインベンティット様とシスコ共同で改めて「最適な iPad 学習環境を可能にする mobiconnect CSC (Cisco Security Connector) 」と題して mobiconnect/CSC も紹介します。
教育 ICT にご興味のある方は奮ってご参加ください!
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