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ともに歩んだ 10 年:Cisco UCS で成し遂げたカスタマー イノベーションの 10 年を祝して

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Todd Brannonこの記事は、シスコのデータセンター マーケティングのシニア ディレクターである Todd Brannon によるブログ「Ten Years Together: Celebrating a Decade of Customer Innovation with Cisco UCSpopup_icon(2019/3/28)の抄訳です。

誰かと興味深い会話をしたいと思ったら、その人が何を築いているのかを尋ねてみるとよいでしょう。私生活でも仕事の場でも、誰もが何かを築いています。家族、チーム、製品、組織、ソリューション、つながり、といったさまざまなものです。また、築いているものについて分かち合えば、最も重要な部分、つまり情熱や葛藤、成功などについての考えを明かしてくれるでしょう。それぞれの未来に欠かせないもの、大切にしている人やモノを明確に知ることができます。

私はこの 10 年間、UCS と HyperFlex をお使いのお客様にこの質問をしてきましたが、彼らが築き上げてきたものには驚くばかりです。

プロジェクト カリフォルニアpopup_icon

2008 年に、Nuova Systemspopup_icon実績ある発明者popup_iconで構成される新規事業チームが密かにプロジェクトを進めているという噂が飛び交いました。ただし、それはネットワーキング プロジェクトではなくコンピューティング プロジェクトでした。当時、サーバ市場にシスコが参入するなんてまさかのできごとです。

しかし、お客様の理解は、当時のデータセンター コンピューティングこそが本当に異常な状況だということでした。その当時、プラットフォームは製品を独自に開発した多数のベンダーから提供されるコンポーネントの寄せ集めで組み立てられており、そこに物理ドメインと仮想ドメインが新しく加わってさらに複雑化していたからです。そこで、プロジェクト カリフォルニア チームは、複雑化の原因がいずれかの構成部分ではなく、それらの間で必要な無数の接続と設定だということに気づきました。アプリケーションを実行できる完全なシステムの構築に必要な物理接続と仮想接続が、複雑さの原因でした。もっとよい方法があるに違いない、また、お客様が独自のコンピューティング システムを構築する必要はない、という基本認識から過去の概念は一掃され、2009 年 3 月に Cisco Unified Computing System が誕生しましたpopup_icon

当初から誰もが納得したわけではありませんでしたが、UCS の評判が上がるにつれて、最終的には一部から煙たがられるような存在になりました。それでもシスコは自らの道を進み、その立ち位置popup_iconにとどまります。

UCS はお客様のニーズをしっかりと満たしていました。まさに「適切なソリューションを適切なタイミングでpopup_icon」ということです。

 

ともに歩んだ 10

お客様はこの 10 年で UCS を推進し、エンジニアリング計画を導いてきました。しかし、シスコがコンピューティング分野で築き上げているものは何かと尋ねられたら、私はまず、簡素化から生まれる洗練された運用の優秀性を求める情熱、それによって突き動かされている同志である、熱い人々popup_icon、開発者、発明者、友人からなるコミュニティを挙げます。お客様とともに、テクノロジー エコシステム全体にわたる多くのパートナーが UCS を推進し、より高性能なソリューションを提供するために協力してきました。すべての人たちについて触れていくと、ブログではなく本になってしまいそうです。

チームは可視化されたタイムライン上で作業を続けており、途中、すべてのマイルストーンがマークされていますが、Cisco Livepopup_icon での表示に必要な壁面のスペースはますます長くなり続けています。大きなものからいくつか見てみましょう。

あなたが築いているものは何ですか

シスコのお客様に現在築いているものを尋ねれば、この業界の変化がどれだけ刺激的で目まぐるしいかがすぐにわかるでしょう。AI/ML を活用してビジネスと IT の両方を変革したり、データセンターの境界を拡張してデータの存在する場所にデータセンターを置き、そこから離れた新しい場所でチャンスをつかんだり、マルチクラウドの力を利用したり、VM に続く時代の新しいアプリケーション アーキテクチャを開発したりとさまざまです。

そのすべてがシスコのイノベーション計画を推進しており、今後 10 年間のあらゆる可能性を想像しつくすことはできそうにありません。すべてが初めて目にするようなものであるならなおさらです。

ひと区切りとしてこの瞬間をともに祝いましょう

UCS または HyperFlex をお使いのお客様にとって、今年は Cisco Live に参加する絶好の年です。シスコとそのパートナーは、お客様、そしてお客様ともに築いたものすべてに感謝と祝福の意を表します。他方、デジタル方面での祝賀の開始については、このブログや @CiscoDC ソーシャル ハンドルをチェックしてください。多くの都市で開催される HyperFlex Power Lunches に、今すぐご参加ください。何より、お客様が築いているものについてお聞かせください。

近くお話しできることを楽しみにしています。

 

 

Authors

石田 浩之

執行役員

グローバル エンタープライズ事業統括

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