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車椅子卓球のトレーニングとは


2019年5月14日


3 月のスペイン大会以来、試合が無い状況ですので、今回は僕の練習動画をお見せします。

車椅子での卓球、実際に見る機会というのはなかなか無いですから、座った状態でどのようにやっているのか、イメージが出来ないという方が大半だと思います。試合のワンシーンが報道されることもありますが、車椅子特有のプレイというと「手の届かないところへ狙って落とす(「打つ」ではありません(笑))」が取り上げられることが多いです。

確かに、その技も重要なテクニックではありますが、世間体からすると「せこい」その技よりも、やっぱりバチンと打ち抜いて点を取るのが卓球ですし、それは車椅子でも同じなので、僕は特にそのための練習を重点的にいつも行なっています。車椅子でも一般の卓球同様に戦型は複数ありますが、僕はいわゆる「前陣速攻」を軸としているので、早いピッチで打っていく、打ち合うような練習が中心です。

動画は基本練習のワンシーンで、これは左右交互に 1 本ずつ打っていますが、これを別のコースからとか、同じピッチでランダムにとか、(練習パートナーであるコーチの)ラケット ラバーを変えて同じ練習もあれば、ボールを 100 個以上使ってこれよりも早いピッチで連打する、なんて練習も行なっています。そのためにはフィジカルが重要なので、腕、肩、さらには体幹のトレーニングも行なっています。
一時期は車椅子でのフットワーク練習も行なっていました。

来月は国内の試合で練習の成果を確認し、夏からの国際大会へ向けて調整を行なっているところです。しっかり頑張っていきます!

 

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