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注目!仮想 GPU 機能がアップデート!すべてのワークロードを実現する仮想 GPU ソリューションのご紹介!


2018年11月14日


NVIDIA 社から、仮想 GPU ソリューション「NVIDIA GRID」の最新版 GRID 7.0popup_iconが 10 月末に発表されました。

オフィス PC の仮想化だけでなく、物理ワークステーションで動作する CAD/CAE/BIM/CIM/レンダリング/解析/コンピューティングなど、すべてのワークロードを仮想化し、リモートやモバイルで快適に利用できる環境が広がっています。

この GPU 仮想化の進化を真に生かすのが Cisco UCS と Cisco HyperFlex

NVIDIA 仮想 GPU ソリューション(NVIDIA GRID)を使用すると、高い処理能力の GPU カードをサーバ仮想化環境で仮想 GPU として分割し、割当てることができます。Cisco UCS と HyperFlex は、オフィス VDI 向けの環境としては NVIDIA Tesla M10、ワークステーション VDI 向けの環境では NVIDIA Tesla V100/P100/P40/P6/P4/M60 に対応しており、ワークロードにより 、適切GPU 選択し仮想環境で利用できます。

最新版 NVIDIA GRID 7.0アップデートの注目点

■VMware vMotion によるライブ マイグレーションに対応

仮想 GPU が割当られた仮想マシンを停止させることなく、管理者が仮想マシンを他の物理サーバに移行できるため、ユーザ影響度を少なくしてインフラの計画メンテナンスなどに対応できます。

シスコのサーバ製品 Cisco UCSハイパーコンバージド製品 HyperFlex は、高速かつ安定したユーザ サービス レスポンスを提供します。シスコのネットワーク技術を生かし、10G あるいは 40G ネットワーク上で通信データ状態に合わせたダイナミックなネットワーク帯域の割り当てや、論理的なネットワーク設定・運用が可能になっています。そのため、ユーザおよびネットワーク管理者は、ライブ マイグレーションによる仮想マシンの移動やメンテナンスでの変更に対して、サーバやネットワーク環境の物理固有変化を意識する必要がありません。

■マルチ Tesla GPU および GPU のアグリゲーションをサポート

最大 4 つの Tesla GPU のパワーを単一の仮想マシン(VM)に集約することで、仮想 GPU のパフォーマンスを大幅に向上させることができます。(Red Hat Enterprise Linux 7.5 および Red Hat Virtualization 4.2 KVMからサポート開始。)

Cisco UCS や HyperFlexが提供する利用要件に合わせたダイナミックなプロビジョニグと NVIDIA GRID を組み合わせることで、アプリケーションの特性、利用期間(時間帯)に合わせて、GPU+ サーバ設定を最適な環境へと設定(プロファイル)変更でき、即座にユーザに提供できます。(HyperFlex のRH KVM 対応は今後対応予定)
すべてのワークロードを仮想化することにより、投資集約と管理の集約化に加えて、プラットフォームの稼働率向上、ファイル アクセスの高速化、一貫したデータセキュリティの強化、ワークスタイル変革(ネットワーク経由で業務可能)にも貢献します。

Enterprise GPU クラウド仮想化基盤

さらに HyperFlex を利用すれば、サーバだけでなく、ストレージ リソースもサーバ インフラの中に統合でき、サーバ管理者だけでネットワーク、サーバ、ストレージのシステム全てを一括で管理できます。サーバ ノード単位でリソース追加することで、サーバ能力やストレージ容量を柔軟に強化して拡張できるようになるのです。

NVIDIA GRID 7.0参考:https://docs.nvidia.com/grid/7.0/index.htmlpopup_icon

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