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遠征先での食事事情


2018年10月5日


チェコ共和国オストラバで開催された、チェコ オープン大会から帰国して 1 週間後にはインドネシアで開催されるアジアパラ大会に出場(その間に 4 日間の合宿があります)、なかなか類まれなスケジュールを満喫している渡邊です。

今回は遠征先での食事のことをお話します。

大会期間中は主催者が手配するホテルなどに宿泊するので、食事などもそこですべて用意されます。大会の規模にもよりますが、ブッフェ形式の場合が大半です。品数は場所によって異なりますが。

ホテルによっては前菜とメインの 2 プレート スタイル(デザート付き)のこともあります。その場合、メニューは日替わりで決まっていることもあれば、2~3 種から選択できることもあります。選手は様々な国や地域から集まるからか、どこに行っても主食には必ずお米も出てきます。それが口に合うかは人それぞれですが。

選手によっては「日本食でないと」ということも少なくないので、そういう人はお湯を注ぐだけで食べられる「マジックライス」、あとは好みの缶詰などを一緒に持参しています。僕は現地の食事を楽しみたいと思う性質なので、基本食べ物は持参しません。現地で出されたものを食べるようにしています。持参するのは補食的なものでゼリー飲料程度。小さなケトルも持参しますが、それはコーヒー専用で味噌汁すら持っていきません。

具体的なメニューについては、やはりそのお国柄が出ますので、僕は逆にそれを楽しんじゃう方なのですが、選手によっては合う、合わないが頭を悩ませる部分だそうです。ヨーロッパだとハムやソーセージ、チーズやヨーグルト、フルーツなどもふんだんに出ることが多いです。アジア圏は多少資質が高くてご飯のおかずに向いているようなメニューが並んでいます。お米については、いわゆるジャポニカ米はほぼ期待できないのかなと思います(笑)

中国大会で驚いたメニューが「フライド マンゴー」。その名の通りマンゴーのフライです。え?と思いましたが、食べてみるとすごく美味しい!カボチャやサツマイモを揚げたような感じで、甘く、ちょっともちっとした触感。そして鼻の奥をマンゴーの香りが抜けていく、そんな印象でした。水餃子もさすがの味わいでしたが、これはかなりの人気だったようで、遅い時間に行くとなくなっていました。付け合わせにアーティチョークやホワイト アスパラが入っていたりするとすごく嬉しいですし、山盛りのグリーンピースだったりしてもそこの文化に触れるような感じがして、それもまた遠征先での僕の楽しみの一つです。

食は何よりもまず重要なポイントですが、ただ栄養のためだけに食べるのではなく、それを楽しく食べることで体の栄養と同時に心の栄養も摂取する、これが僕のポリシーでもあります。余談ですが、楽しく食べるためには、ある意味何を食べるかよりもどこで食べるか、そして誰と食べるかの方がはるかに重要だと考えます。

栄養管理をしっかり行い、活動をより充実したものにしていきます。

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