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シスコが開発した “ヘッドセット” – すべての Cisco Webex / Cisco Jabber / Cisco IP Phoneユーザのために


2018年6月11日


シスコは、 シスコ製品のためのヘッドセット Cisco Headset 531/532 を自社開発し販売開始しました。今回は、なぜシスコがヘッドセットを自社開発したかの背景と、シスコのヘッドセットの特徴を解説します。

シスコには Cisco JabberCisco Webex Meetings、そして Cisco Webex Teams などのソフトウェア クライアント、 Cisco IP Phone や Cisco Webex DX 80 などのハードウェアなど、多数の音声を扱う製品があります。音の品質の向上のため、シスコはすべてのコラボレーション製品に広帯域かつインターネットのようなネットワークが不安定な環境に強い OPUS コーデックを採用し、特に会議環境における音声の高品質化に努めてきました。これにより、旧来の電話レベルの品質から、スムーズな音声会議レベルまでスペックとしては品質を高めることができました。

しかしながら、音声の品質は最終的には利用者が使うマイク・スピーカーなどの物理環境に大きく依存します。著名な Youtuber がマイクにこだわるのと同様に、最適なマイク/スピーカーを使うことで、聞き手にとって心地の良い、また、話し手にとってもストレスのない会話を継続することができます。

シスコは音声を扱うシスコ製品のユーザに最適な音声環境を提供できるように、シスコのヘッドセットを開発しました。そして、このヘッドセットにより、次の 3 つの利点を得ることができます。

  • 常にシスコ製品との組み合わせにチューニングすることで最適な音声品質を出せること
  • オープンスペースや外出先からの会議に最適なマイクにより、ユーザの声に焦点をあて、雑音を最小限に抑えスムーズな会議進行を得られる
  • アプリケーションが裏側に隠れていても操作ができ、通話状態がわかるようなコントローラーを物理的に実装し利便性を得ること

USB リモートコントローラーによりアプリケーションレベルの「ミュート」(消音)や、切断・保留 をコントローラで操作(Cisco Webex Meetings / Cisco Jabber / Cisco DX70/80 CE/Cisco IP Phone 8851/61/65に対応)、その他音量調整が可能です。

 

 

今回リリースされたヘッドセットには、通話中でも周囲に気を配れる片耳の Cisco Headset 531 と 両耳タイプで会議に集中できる Cisco Headset 532 の 2 タイプがあります。

Cisco Headset 531

Cisco Headset 531 (片耳)

Cisco Headset 532

Cisco Headset 532 (両耳)

そして、接続先デバイスによって USB および  電話の標準である RJ9  のコネクタを選びます。コネクタは発注時に選択できる他、追加で購入することもできます。

 

Cisco Headset 531 / 532 USB コネクタ対応製品

  • Cisco Webex Meetings / Training /Events など
  • Cisco Webex Teams
  • Cisco Jabber
  • Cisco DX 70/ Cisco DX 80 CE9.2-
  • Cisco IP Phone 8851/8861/8865 Firmware 12.1-

 

Cisco Headset 531 / 532 RJ9 コネクタ対応製品

  • Cisco IP Phone 7800 シリーズ
  • Cisco IP Phone 8811/8841

 

オープンなスペースでもストレスのない音声環境をあなたに。ぜひ、シスコのヘッドセットをお手にとり、試してみてください。

 

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