今年も Interop Tokyo 2018 の ShowNet には、シスコからたくさんの機器を提供してます。その中からデータセンター製品に特化して紹介します。
Cisco Nexus 9000シリーズ
データセンター向けスイッチといえば Cisco Nexus シリーズ。今年の ShowNet でもたくさん利用していただいてます。特に注目すべきポイントは、次の 3 つです。
- 2RU で 100G 64 ポートを実現する Nexus 9364C
- 1G RJ45、10/25G SFP28、40/100G QSFP28 全てを備える Nexus 9348GC-FXP
- 25G の FC-FEC と RS-FEC に対応した Nexus 93180YC-FX
Nexus 9364C
Nexus 9348GC-FXP
Nexus 93180YC-FX
特にNexus 93180YC-FXは、他の機器と 25G-SR の相互接続を実現してます。
Cisco HyperFlex オール フラッシュ ノード
昨年から ShowNet の初期構築時に利用するサーバ用の仮想基盤として、Cisco HyperFlex が利用されています。ハイパーコンバージド インフラ ソリューションである HyperFlex は、「コンピュート」「ストレージ」「ネットワーク」を統合管理できるソリューションです。
今年は、最新の HX220c AF M5 を4台利用して、ShowNet 全体で稼働している全体の50%以上の仮想マシン(VM)を動かしてます。
HyperFlexの各ノード間や上流は、40G で繋いでいます。そのため、VM のライブ マイグレーションやストレージのデータ転送が今まで以上にスムーズに実施されてるのがポイントです!。
今回は、ユーザデータ用に 960G が 6本搭載されている機種を用意しました。4台利用することで、約 10TBのディスク容量を提供しています。
FlashStack (ピュア・ストレージ様と共同提供)
シスコでは、ストレージ ベンダーとの協業ソリューションを複数用意してます。Interop Tokyo 2018 では、ピュア・ストレージ様にご協力いただいて FlashStack を展示してます。ここでは、次の 3つの製品を組み合わせてインフラを構築しています。
- Cisco UCS C240 M5
- Cisco MDS 9132T
- PureStorage FlashArray//M
Cisco Intersight
ShowNet には、HyperFlex や FlashStack だけでなく、ラックマウント型の UCS Cシリーズも複数提供しており、それをまとめて管理するために Cisco Intersight を利用してます。
クラウドベースの Intersight では、HyperFlex だけでなく、他の UCS もまとめて管理することができます。
こちらが実際のダッシュボードの画面となります。上がっているアラートや、管理している HyperFlexの状況をまとめて見ることができます。
このようにサーバを一覧表示して、各サーバの KVM や 管理画面を取得することが可能です。また、UCS の特徴であるサービスプロファイルも Intersight 上から設定できます。
この機能は、HyperFlexシリーズ または、 UCS シリーズに対応してます。
まとめ
今年もShowNet には、データセンターだけでもたくさんの製品が稼働してます。
ぜひ幕張で見て体感してください!
(参考) ShowNet に提供しているデータセンター製品の一覧
- Cisco Nexus 9300-EX and 9300-FX Platform Switches データ シート
- Cisco Nexus 9364C Switch: Cisco NX-OS Fixed Spine Switch データ シート
- Cisco HyperFlex
- FlashStack
- Cisco Intersight