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Cisco Kinetic for Cities の発表:街のためのデジタル プラットフォームの再構築、連携、そして進化

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Anil Menonこの記事は、スマート+コネクテッド コミュニティ担当プレジデント Anil Menon によるブログ「Announcing Cisco Kinetic for Cities: New name, alignment and evolution for Smart+Connected Digital Platformpopup_icon(2017/10/4)の抄訳です。

デジタル変革に乗り出す都市やコミュニティが増える中、シスコは、強力な研究、ビジョン、技術、そしてお客様のプロセスを支援するために設計したビジネス モデルによって、常にグローバル市場で先頭に立ち続けています。私たちは、社内およびパートナーのリソースならびにお客様のご意見・ご要望を基に製品を進化させ続け、前へ進む道を開き、その道を視界良好かつ安全に進めるようにし、明るく照らしています。

スマートシティ推進サプライヤー 評価実際、大手スマート シティ アナリスト企業の Navigant Researchpopup_icon がこのほど発表したレポート『Navigant Research Leaderboard: Smart City SuppliersNavigant Research ランキング:スマート シティのサプライヤ)』で、シスコはスマート シティのサプライヤとしてナンバー 1 の評価を受けました。このような評価をいただき、大変感激しています。

Navigant Research の調査部長 Eric Woods は、「スマート シティ市場のリーダーとしてのシスコのポジションは、都市革新、強力な業種別ソリューション、継続的な思想的リーダーシップおよびシティ エンゲージメントへの責任を俯瞰した、統合的見地に基づき評価しています」と述べています。「そのコネクテッド デジタル プラットフォームの開発とさまざまな業界別ソリューション製品により、シスコは、IoT ベースのソリューションに移行中の都市のための統合環境を提供すると同時に、そのスマート シティ プログラムを、より強力な商業ベースに乗せています」。

進行中のスマート シティおよびコミュニティに対するシスコのサポートに関して最も胸躍る変化の 1 つは、私たちのコネクテッド デジタル プラットフォーム ソリューションおよび戦略が、シスコの新しい統合 Internet of Things(IoT)プラットフォーム戦略 Cisco Kinetic と全面的に連携するようになったことです。そういうわけで、この「スマート+コネクテッド デジタル プラットフォーム」は、新たに「Cisco Kinetic for Cities」と命名され、照明、駐車場、雑踏、環境などのソリューションとともに、総合的な Cisco Kinetic プラットフォーム戦略に統合されました。

IoT 担当副社長/本部長の Jahangir Mohammed は、こう説明しています。「Cisco Kinetic は、接続されたモノから IoT アプリケーションへのデータの抽出、コンピューティング、移動を支援して成果とサービスを向上させる、クラウドベースのプラットフォームです。Cisco Kinetic は、エッジ、プライベート クラウド、パブリック クラウド、ハイブリッド環境にまたがって、適切なデータを適切なタイミングで適切なアプリケーションに移動させます。その一方で、データの所有権、プライバシー、セキュリティ、さらにはデータ主権に関する法律をも管理するポリシーを実施します。これらはいずれも、あらゆるスマート シティおよびコミュニティの導入にとって重要な要件となります」。

「Cisco Kinetic は、接続されたマシン、モノ、空間によって生成されているデータの価値を解き放とうと意欲的に取り組んでいるシスコそしてお客様にとっての、重要なマイルストーンとなります」と、Jahangir は語ります。「Cisco Kinetic for Cities は、そのようなデータすべてのパワーを活用してスマート シティ構想を前進させるために特化した設計となっています。シンプル性、拡張性、相互運用性をもたらすこれら IoT 技術の開発におけるシスコの取り組みをあらゆる業種の組織と連携させることに、私たちは期待を膨らませています」。

Cisco Kinetic との統合により、シスコ全体の豊富なリソース、専門知識、先見性のある思想的リーダーシップと、広範なパートナー エコシステムとを活用して、データの管理、共有、活用や新たな洞察力の獲得に役立つ、より良いツールとサービスをお客様に提供することが可能になります。

Cisco Kinetic for Cities は、汎用的なデータ統合のためのプラットフォームを引き続き提供していきます。それは特に、都市とコミュニティのニーズや課題に合わせて構築されたものです。拡張し続ける一連のアプリケーション プログラミング インターフェイス(API)を通じて、シスコ、パートナー、サードパーティの開発者による潤沢なソリューションとアプリケーションを引き続き有効にしていきます。プラットフォームとソリューションの導入に対するアーキテクチャとアプローチは、現行のコネクテッド デジタル プラットフォームおよびソリューション導入から得られた成果(および教訓)をベースに構築します。現行の導入は、コペンハーゲンからハンブルク、ジャイプールからアデレード、カンザス シティからラスベガス、その他多岐にわたっており、デジタル化とプラットフォーム アプローチの利点が継続的に生まれています。

コペンハーゲン郊外のアルバーツラント市は、グレーター コペンハーゲンの社会的、経済的、環境的目標の達成を支援するためにシスコが推進しているスマート シティ構想に参加しています。

 

アルバーツラント市の都市、文化、環境、雇用担当統括官の Niels Carsten Bluhme は、この構想の展望と進捗を記録したビデオの中で、このように述べています。「センサー、デジタル管理プラットフォーム、分析プログラムを使用することで、カーボン ニュートラル化に際し、グリーン改革アジェンダで多くの利点を実現することができます。今私たちはこれを、目標に到達するための最も重要な加速装置であると考えています」。

引き続き我々の街のデジタル化への取り組みにご注目ください。

Authors

Cisco Japan

シスコシステムズ合同会社

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