去る 6月27日、開発者向けの API ハンズオン トレーニング イベント「Cisco Spark / Tropo API トレーニング 」を開催しました。
シスコのコラボレーション製品では、開発者向けのインターフェイス API によるイノベーションを促進しています。このトレーニングでは、それを使って短期間で簡単な開発をしてもらいます。この日は、Cisco Spark や Cisco Tropo を使ったインテグレーションを作成してもらいました。その後、どのように作ったかも含めて、自分が開発したアプリを紹介するビデオを作成し、YouTube に投稿してもらいました。みなさん、それぞれ特徴のある「インテグレーション」をされています。今回はその内容をご紹介します。
Cisco Spark で連絡先の情報を取得する
株式会社Phone Appli の吉田様は Cisco Spark のルームから 社内の電話帳を参照して連絡先の詳細情報を取得するデモアプリを作成されました。電話帳に蓄積された社内外の情報を必要な時に簡単に引き出すことができます。
Cisco Spark の暗号化された「部屋」を使って必要な情報を「呼び出す」ことができるアプリですね。
Cisco Spark/ Cisco Tropo とラズベリーパイを使った起床管理アプリ
アクロスウェイ株式会社の深町様は、Cisco Spark / Cisco Tropo 、そしてラズベリーパイを使って、起床管理アプリを作成されました。
寝坊=サービス停止に直結するような業務に従事する方にとって、連絡の促進まで自動的に補助してくれるのはありがたいですね。
上空の航空機情報の取得
同じくアクロスウェイ株式会社の杉崎様が作成されたのは、上空に飛んでいる航空機の情報を取得するアプリです。音声ガイダンスで半径を設定をし、GPS から航空機の情報を取得、その出力を Cisco Spark で入手します。
Android 本体の GPS情報をトリガーに航空機情報の API を提供しているクラウド サービスとの連携を実践されています。
次はあなたです
Cisco Spark 、 Cisco Tropo を利用したインテグレーションはそれほど難しいものではありません。今回は短期間でそれが実践できることを試していただきました。 API には無限の可能性があります。どのような連携ができるか、アイディアがあればお聞かせください。