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シスコ社員がブラインド サッカー会場でボランティア!

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3月26日(土)と27日(日)の2日間、日本ブラインドサッカー協会(JBFA)が主催する「KPMGブラインドサッカークラブチャンピオンシップ2016」で、シスコ社員がボランティア活動をしてきました。JBFAは、Cisco Networking Academyをはじめとする、Social Innovation Group Japanが運営するプログラムをサポートする団体の1つです。

当日は、朝から大勢のボランティアの方と交流をしながら、会場の設営、試合のボールパーソン、会場案内など大会をサポートするスタッフとして活動しました。

ブラインド サッカーとは

ブラインド サッカー(ブラサカ)とは、音の出るボールを使い、フィールド プレーヤーはアイマスクを着用して行う 5 人制のサッカーです。パラリンピックなどの国際大会では、フィールド プレーヤーは全盲の選手、ゴールキーパーは晴眼者が務めます。国内では全盲、弱視、晴眼など視力の状態にかかわらず、誰でもアイマスクをすることで参加できます。

ボランティアとしての仕事内容

シスコ社員が担当した仕事のうち、幾つかをご紹介します。

ピッチの設営
ブラインド サッカーでは、サイドラインの代わりに高さ 120㎝ ほどのフェンスを設置します。このフェンスの設営は、とてもブラインド サッカーらしいお手伝いです。フェンスはたくさんのボードを並べて設置しますが、ボードとボードの間隔が空きすぎると、選手がプレー中に指や手を挟むなど怪我の原因になりますので、慎重に固定しました。

会場案内
幾つかのグループに分かれ来場者の案内を行いました。来場者にパンフレットを配ったり、立ち入り禁止の場所に入る観客に注意したりすることも仕事の1つです。

ボールパーソン
ゴールラインの近くに待機し、ボールがピッチの外に出たら、予備のボールをゴールキーパーなどに渡し、飛んで行ったボールを拾いに行く仕事です。のんびりした試合もありますが、強いシュートが飛んできたりもするので、よそ見厳禁です。近くで選手の迫力のあるプレーを見ることができました。

リレーション センター
blind-soccer-2016-fig4ブラインド サッカーの会場では、お手伝いを必要とする方をサポートするリレーション センターが設置されています。ケアフィット共育機構のサービス介助士の方と一緒に、このリレーション センターで来場者のサポートを行いました。車いすの方の案内、視覚障害者の手引き、聴覚障害者の手話通訳、音声ガイドの貸し出しなどです。

番外編
ピッチ外では、アンプティ サッカーやフットメザなど、多種多様なサッカーに関わる団体が様々なイベントを併催していました。サイクル サッカーの自転車にトライもありました。バランスを取るのが非常に難しく、まっすぐ乗るだけで大変そうでした。この自転車でサッカーをするとは、とても信じられません。

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撤収作業
最後は撤収作業です。長い 1日の最後に、ピッチのフェンスを片づけたり、テントや机を運んだりして片づけをします。普段事務作業の多いシスコ社員は、みんな筋肉痛に悩まされました。

参加された社員の皆さん、大変お疲れ様でした!

シスコには、米国本社が認定した NPO 法人などを通じてボランティア活動を行うと、社員1 人につき 1 時間あたり $10 が対象団体に支払われるマッチング ギフトという制度があります。JBFA は認定団体のひとつで、今回は、延べ24時間以上のボランティア活動となり、2万4千円以上の現金が JBFAに支払われる予定です。

 

Authors

秦 昇

Program Lead

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