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日本でインクルージョン&ダイバーシティの先駆けとなる

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シスコは、テレワークの実践を通じた生産性やワークライフ バランスの向上に貢献したことを認められ、「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」を受賞しました。私たちの取り組みを評価いただけたことはもちろん嬉しいことですが、組織の観点からすると、この栄誉の本当の意義は、職場のダイバーシティ、コラボレーション、社員の幸福度向上を目指して確実に実行してきたことにあります。

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11 月 25 日の授賞式

シスコは未来の働き方を提示することに熱心に取り組んでおり、コラボレーションとダイバーシティを促進する日本政府の近年の取り組みを心強く思います。また、女性が職場で輝けるようにするなど誰もが今よりももう一歩前へ踏み出し、一億総活躍を実現する方向に社会を進化させていく考えに共感を覚えます。

シスコは、幅広い選択肢と柔軟性があれば、会社でも自宅でも楽しく健全に仕事ができると確信しています。テクノロジーは、それを実現する手段です。テクノロジーは、すべての企業に仕事や職場に関する戦略を見直し、働き方を変革することで社員が能力をフルに発揮できる大きな機会を提供します。

誰もが活躍できる場

テクノロジーは現状を根底から変えることができます。シスコはテクノロジーを、柔軟性、アクセス、機会、コラボレーションを高め、誰もが活躍できる場にするツールだと考えています。現在、社員はいつでも、自宅をはじめ事実上どこからでも仕事をすることができます。通勤は、職場までにかかる距離や時間、ストレスのことを考えると、東京や大阪のような人口が過密する都市では特に大変な作業です。テレワークやコラボレーションによって、オフィスに通わなくても仕事をこなすことができます。

テクノロジーはまた、多くの働く女性をサポートします。特に、子どもや高齢の家族の世話をしながら、家庭とキャリアの両立を必要とすることの多い女性を支援します。どちらかに決める必要はもうありません。シスコでは、多くの女性社員が自社のテクノロジーを活用して、大事なものを犠牲にすることなく、バランスのとれたライフスタイルを実現しています。これは、それぞれの家庭にとってはもとより、会社やひいては日本全体にとっても望ましいことです。

シスコのテクノロジー:コラボレーション

テレプレゼンス

テレプレゼンスであらゆる地域と会議

シスコのアプローチは、テクノロジーと柔軟性を結びつけ、全員に幅広い選択肢と機会を提供する、というものです。シスコでは、テレプレゼンス、Jabber(インスタント メッセージングや通話)、WebEx(ウェブ会議)などのコラボレーション ツールを使って、社員が世界中どこからでも作業したりコラボレーションができるようにしています。そのため、多様な能力とスキルを持った人がすぐに集まることができ、仕事の創造性、明確さ、洞察力が常に高まります。

またシスコでは、各国の法律を遵守しながら、職務に応じてテレワークに関する柔軟なポリシーを定めています。この優れた組み合わせによって、シスコは、シンガポールにおいても「Great Place to Work(働きやすい職場)」賞の 2 位に選ばれました。シスコの多様性を受け容れるオープンな企業文化が基盤となって、このような評価につながっています。

新たなテクノロジーがより大きなチャンスや仕事への満足感を提供し、健全で多様性を受け容れコラボレーションが進む職場や社会を創造できることを、シスコ自身が実証しています。そして、より多くの日本企業がバランスのとれたワークスタイルを採用し始めていることは素晴らしいことだと思います。

これからの仕事は、誰もがコラボレーションでき、柔軟性、アクセス、機会を得られる環境のうえに成り立っていきます。シスコは働き方におけるこれらの価値を尊重し、私たちのテクノロジーがより多くの企業や働く皆さんにメリットをもたらすことを信じています。

 

Authors

鈴木 みゆき

the former President, Cisco Asia Pacific, Japan and Greater China

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