この記事は、シスコの中規模企業向けコラボレーションのソリューション マーケティング マネージャー Andy Johnson によるブログ「Gartner Recognizes Cisco as a Leader for UC for Midsize Enterprises」
（2015/6/17）を意訳したものです。
シスコは、北米の中規模企業向けユニファイド コミュニケーションに関する初めての Gartner Magic Quadrant において、「Leaders（リーダー）」の中でも「ability to execute（実行力）」の最高点を獲得しました。
多くの中規模企業が、能力の限界を迎えた、維持費が高い、またはサポートが終了したという理由で PBX の代わりになるソリューションを真剣に探しています。こうした企業は、未来のコミュニケーションに対応できることを重要視します。5 月に Gartner 社から発行された、新しい Magic Quadrant は、従業員が 100 ～ 999 名の中規模企業におけるユニファイド コミュニケーション要件に特化して初めて調査したものです。
電話システムか、それとも UC&C（ユニファイドコミュニケーション＆コラボレーション）のフルスイートか
私たちは多くの中規模企業から新しい電話システムの導入に関する相談を受けます。私が話す企業の多くは、多岐にわたって進化する課題を調整する必要があります。たとえば、次のことを実現するにはどうすればよいか、といった課題です。
- 増え続けるモバイル ワーカーの強化
- チームでの共同作業の変革
- 従業員エンゲージメントの強化
ベンダーを検討する際には、初期のニーズを実現するだけでなく、進化し続けることができるかを判断することが重要です。企業の成長や優先度の変化にあわせて拡張できるソリューションが必要です。Gartner 社が評価した Cisco Business Edition 6000 は、すべての要素を備えています。
シンプルで手頃な価格か
Gartner 社のアナリストは、中規模企業に必要なのは、シンプルで手頃な価格のソリューションであると、強調しています。シスコは、あらゆる規模の企業に、卓越したエンタープライズ レベルのユニファイド コミュニケーションおよびコラボレーションを、手頃な価格で提供することに努めてきました。たとえば、過去 1 年半で次のことを達成しました。
- IP Phone のポートフォリオを手頃な価格で入手できるオプションで一新しました。オプションには 7800 シリーズや 8800 シリーズ などが含まれており、これらのオプションには優れた品質の音声が搭載されています。また、Cisco Intelligent Proximity とのモバイル統合も強化されています。
- デスクトップや会議室ベースのビデオ会議システムの価格を大幅に下げ、導入を劇的に簡素化しました。
- すべてのコラボレーション エンドポイントとアプリケーションのインターフェイスを直感的で一貫したものにし、ユーザ エクスペリエンスをシンプル化しました。
- 新しいウィザードを導入し、ワークフローを改善して、迅速かつ効率的な導入とシンプルな管理を実現しました。
- すぐに使えるさまざまなモバイル アプリケーションや会議用アプリケーションをプリインストールし、Business Edition 6000を強化しました。
- 単一のプラットフォーム（BE6000S）に、基本的な UC の機能と、ルーティング、スイッチング、セキュリティ機能をあわせてパッケージ化し、小規模企業のニーズと予算に合わせることに特化しました。
- 新規および既存の BE6000 のお客様に、WebEx 会議ソリューションへの無料アクセスを提供しました。
- Cisco Spark を利用した、シンプルでアジャイルなチーム作業を可能にしました。
すべてクラウド？それとも一部だけ？
企業が直面する問題の 1 つが、クラウド モデルへの移行です。多くの企業にとって現実的には、オンプレミスかクラウドかの二者択一ではありません。どんなケースにもあてはまる万能な答えはありません。ほとんどの企業は、自社のビジネス ニーズ、ポリシー、IT 化の優先度、利用可能なリソースにマッチしたハイブリッドのクラウド ソリューションを求めています。Cisco Business Edition ソリューションは、シスコの包括的な Collaboration Edge アーキテクチャを特長としており、オンプレミスで主要なサービスを実行したり、シスコやサードパーティのクラウド プロバイダーが提供する会議システムや IM などのサービスを柔軟に活用したりすることができます。
パートナーとの連携による優れた実行力
強力かつシンプルで、手頃な価格のコラボレーションを提供するには、リソースと、チャネル パートナーとの良好なパートナーシップが必要です。また、シンプルで快適なエクスペリエンスには、アーキテクチャからのアプローチが必要です。重要なのは優れたハードウェアとソフトウェアの組み合わせであり、それによってどんなデバイスからでも直感的で一貫したエクスペリエンスを得ることができます。
リソースが限られている中規模企業は、自社のビジネスをよく理解し、成功に導いてくれるパートナーを頼りにしています。中規模企業は、ユニファイド コミュニケーションやコラボレーションを活用し、最高のスイッチング、ルーティング、データセンター、セキュリティを組み合わせてサービスを提供できるパートナーと連携します。シスコとパートナーは、ビジネスの成果を実現する最適な関係にあります。
北米の中規模企業向けユニファイド コミュニケーションの Magic Quadrant で Leader に選出されたことを、シスコはお客様とシスコ チームおよびパートナーが人々の暮らし、仕事、コミュニケーションを変える優れたコラボレーション ソリューションを実現した成果の証だと考えています。
この新しい分析は、シスコのコラボレーションに関する最新のすばらしいニュースです。シスコはこれまでに、次の Gartner 社のレポートでリーダーとして選出されています。Magic Quadrant for Unified Communications、 Magic Quadrant for Corporate Telephony、 Magic Quadrant for Contact Center Infrastructure、 Magic Quadrant for Web Conferencing。これらのレポートすべてでリーダーに選出されたベンダーは、シスコだけです。
その栄誉を手にしたベンダーは他にはありません。シスコは、Gartner 社が最新の評価結果として提供したすべてのフィードバックを喜んで受け入れます。シスコは、シンプルかつ強力で卓越したコミュニケーションおよびコラボレーション ソリューションを提供する、より良い方法を探し続けます。シスコの目標は、さらに多くの企業が、お客様やパートナーとの交流を深め、従業員エンゲージメントを強化し、チームの生産性を高め、コストを削減するのをサポートすることです。
Gartner 社によるレポートの全文はこちらからご覧ください。
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