Cisco Japan Blog

2015 年の始まり、WebEx の状況

1 min read



Jens Meggersこの記事は、クラウド コラボレーション テクノロジーのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーである Jens Meggers によるブログ「Ringing in 2015, the WebEx Waypopup_icon(2015/1/14)を意訳したものです。

明けましておめでとうございます。私は休暇から戻ってきて今年の仕事を始めたばかりですが、2014 年に WebEx で実現したすべての素晴らしい成果から大いに活力を得て、やる気に満ち溢れています。皆様と共有したい多くの思い出が心に浮かんできます。そして、2015 年になったばかりですが、素晴らしいニュースが舞い込んできました。このニュースについては後でお伝えします。

WebEx は実際すべての人々のワークライフの中核にあります。6 千万人を超えるユーザによって 1 日に 100 万を超える数の会議が行われており、当社が人々の働き方と生活に影響を与えているのは確かです。私がシスコでクラウド コラボレーションアプリ
ケーションチームのリーダーとして取り組み始めたのは、ほんの 1 年ちょっと前のことです。当初、私は、その時点ですでに高性能であったシスコの Web 会議ツールを大幅に改良するという新しい目標を WebEx 製品チームに課しました。この目標の鍵となるのは、簡素化に焦点を置くことでした。機能の拡張に加え、WebEx を簡素化することを目標としました。つまり、重要なのは、すべての WebEx ユーザに喜んでもらえるように、ユーザのワークライフの生産性を高めることが私達の使命であるとういう点です。

新しい WebEx

私のチームはこの課題をしっかりと肝に銘じ、この方向性で製品を大幅に変更しました。そして 2014 年 10 月、まったく新しい直観的なインターフェイス、オンライン会議に簡単に参加できるよう改良された Web ランディングページ、大幅に高速化された会議のロード時間、ビデオレイアウトの改善、および広帯域 VoIP 音声による音質の改善を備えた新しい WebEx を発表しました。

今月リリースしたバージョンでは、会議中での資料共有を誰でも簡単にできるようにしました。また、非常にシンプルなワンクリック操作を導入したことで、パーソナル ルームから会議のスケジューリングと会議への参加を行うことができるようになりました。

新しい WebEx をすでにお使いのお客様から寄せられるフィードバックに、私達は大変満足しています。圧倒的に好意的なフィードバックとして、「新しいインターフェイスを非常に気に入っている」、「WebEx の良さは健在」、「抜群の使い心地」などのコメントをいただいています。私達は正しい方向に向かって前進し続けているというのが全体的なご意見です。これはまだほんの始まりにすぎません。私達がやるべき仕事はまだ数多く残されており、今後もペースを落とすことなく、ユーザの皆様に喜ばれるよう取り組んでいきます。

クラウドベースの会議

昨年は、当社のクラウドベースビデオブリッジングサービスである Collaboration Meeting Roomspopup_icon を導入することにより、WebEx 会議の拡張も行いました。この新しいサービスは、多くのお客様からのご要望にお応えするもので、ビデオデバイスや会議のタイプに関係なくワンタッチで会議に参加することができます。Moffitt がんセンターなどの組織からは、Cisco CMR について「この新しい会議方式は、医療の在り方に変革をもたらしました。これからは、すべてのパートナー関係者と共有していきたいと考えています。」というお言葉を頂いています。

業界の評価
ここで素晴らしいニュースをお伝えしたいと思います。昨年 1 年間にわたって行ってきた WebEx の変更をさらに補完するように、Gartner は『Gartner Magic Quadrant for Web Conferencingpopup_icon(Gartner Web 会議のマジッククアドラント)』の最新リリースでシスコをリーダーと認定しました。Gartner は、再びシスコを「実行能力」および「ビジョンの完全性」のリーダーに位置付けました。私たちはお客様に世界最高クラスの Web 会議ソリューションをお届けする取り組みを日々行っていますので、このように認められたことを大変嬉しく思います。

この成功を味わえるのも、フィードバックをお送りいただいたお客様のおかげです。

これからの 1 年、そしてその先も、WebEx の開発をさらに進め、お客様がより素晴らい成果を効率良く実現できるよう取り組んでいきます。

上の図は、広範な調査資料の一部として Gartner, Inc. が発行したものであり、調査資料全体のコンテキストにおいて評価する必要があります。Gartner の資料は、リクエストに応じてシスコからご利用いただけます。

Gartner は、自社の調査出版物で言及するベンダー、製品、サービスについて何ら保証するものではなく、最高評価のベンダーのみを選択するようテクノロジーユーザにアドバイスする意図はありません。Gartner の調査出版物は、Gartner の調査部門の見解で構成されたものであり、事実を述べていると解釈すべきものではありません。Gartner は、この調査について、商品性や特定の目的への適合性を含む一切の保証を、明示であるか黙示であるかを問わず否認します

 

Authors

岩岸 優希

テクニカル ソリューションズ アーキテクト

コラボレーションアーキテクチャ事業

コメントを書く