2014年5月26日(月)に同志社女子大学で催されました「スクールキャラバン powered by Girls in ICT」についてレポートします。
ITU(国際電気通信連合)は ICT 業界の女性の就業率向上を目的として、毎年4月の第4火曜日を「International Girls in ICT Day」として様々なイベントを実施しています。
シスコはグローバルで「International Girls in ICT Day」のパートナー企業として、毎年この時期に ICT 業界を目指す女性のためのイベント「Girls in ICT」を展開しています。今年は日本でも、Cisco Networking Academy を通じて、ICT 教育推進協議会が開催している「スクールキャラバン」において、日本で初めて「Girls in ICT」を実施しました。
今回、ICT 業界を目指す女子大生向けのイベントとして、ICT 教育推進協議会および同志社女子大学学芸学部情報メディア学科との共催によりセミナー形式で開催しましたが、こうした活動は、ICT 業界を志す女子学生の就職にも影響を及ぼしており、共催いただいた同志社女子大学の余田先生もこのように仰っています。
「文科省は、大学の教育課程に職業指導(キャリア ガイダンス)を盛り込むことを 2011年度から義務化しました。そのため、どこの大学でも様々な方法でキャリア教育に取り組んでいます。しかし、スクールキャラバンのように出前形式で行われる講演会はあまり例がありません。ICT 業界について十分な知識を持ち合わせていない女子大生たちを対象として、業界の概要や仕事の内容、そこで活躍する女性たちについてわかりやすく紹介していただきました。この講演をとおして、学生たちは大いに励まされ、就業に対する視野を広げることができただろうと思います。今回のことをきっかけとして、ICT 関連の資格取得を目指したり、ICT 業界のインターンシップに挑戦しようとする学生が増えてくれることを期待しております。」
イベントは、総勢 75名の参加者が参加され、教室が満席になるほど盛況でした。今回のセミナーは、大学1年生や2年生も参加されていたこともあり、ICT に関する基礎知識も含めた業界・職種に関する内容になっておりました。
特に、ICT 業界で活躍する女性や卒業生からのメッセージは、就職活動に直面する4年生には参考となり、ICT 業界での就業の励みになったようです。80%以上の参加学生からICT 関連職に興味を持っていただき、実施後のアンケートでも好意見が多数よせられました。
Cisco Networking Academy では、今後もこうした国際イベントに参加していく予定でおります。学生向けイベントに参加希望の教育機関等がございましたら、Cisco Networking Academyまでお問合せください。
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ICT産業もこれからは出前の時代だ!